現実的な医療費問題

ペットの治療如何で値段も左右される

動物病院を選択することも大事だが、それよりも気になるのがやはりペットに要する医療費の面だ。現状考えてみると、ペットの医療費というのは病気の程度にもよるが症状が重い場合には、当然負担はかなり来る。しかも人間とは違って健康保険といったものが適用されないため、全額支払わなければならない。もちろん病気が重ければ重いほど治療費もかかるが、犬と猫ではそもそもの治療費が根本的に異なってくる。どちらが一番治療費を要するかは、両方だが割合的な面で言えば犬の方が経済的な負担を要することになる。

通院し続けることになったら治療費が負担になることだってある、早く治ってほしいのであれば苦しくはないと言い切りたいところだが、そういった点も飼い主の経済力次第で施術される治療の内容にも差は出てきてしまう。悪化することもあれば持ち直すこともある、病院に通院すれば必ず完治するといった幻想は持たないほうがいいとしても、その可能性を見出すことが出来るのであれば代金は惜しまない、なんて人もいるだろう。

では高額な医療費を払い続けなければいけないのか、についてだがその料金が適切なものかどうかを調べるという動物病院の選び方に通じるところがあり、また選び方次第で治療費も雲泥の差になる時もあれば、治療の結果で芳しくない事になるかもしれないこともある。

治療法を選択する自由は飼い主にはある

何が言いたいのか、それはペットが病気の治療をするために取る事のできる治療法については、飼い主の選択で決められるという点だ。病院側からは治療法についてはもちろん示唆される、しかし治療法が複数あった場合にはどの治療法で、どれだけ症状緩和が期待できるかといった点に注目したい。人間もそうだが、病気を治すための手段として用いられる手立ては必ず1つしかない、というわけではない。よほど重篤だった場合などを除けば治療法はいくつか選択肢を提示されるだろう。ペットもその例外に漏れることなく、この治療法に対して、このような手段もありますがどうするかといった形で飼い主の選択を求められる場面になるのが通常だ。

そしてこの選択次第で治療費も大きく異る、病院としてはもちろん多額の治療費をかければ治る見込みも期間も短くて済むとして提示しているだけであって、強制されることでもない。ところがダメな獣医師の場合、そうした選択肢があるにも関わらず金銭的な目的のために治療法を一つしかないといったように提示する人もいるという。言語道断といったところか、そのような医師では確実に金銭目的を主としている可能性が高いため、色々と考え無くてはならない。

飼い主の積極性も問われる

ただ医師一人で治療方針を決めることは出来ない、人間の場合もそうだ。本人、もしくは家族の同意なくして危険を伴う治療法を敢行するといった蛮行を行ったら大問題になる。ペットの場合でもそう、例え治療法を複数選択しても飼い主が最終的に決めなければならない、そんな時に注意しなければならないのが、『自分から質問する』という点だ。

治療法を聞かされてもピンと来ない人などゴマンといる、わからなければ徹底的に質問して、いざ何かあってもわからないことがあれば対処できるようにする。これは基本的なことであり、平たく言えばペットの生死を左右する事態にもなりかねないのだ。愛犬、愛猫たちが自分の意志でこの治療法がいいという選択はできない、飼い主として最大限できることをするのは義務的責任だ。病気になった時、ペットたちが延命するかどうかは飼い主の手に委ねられている。

高額な治療費を何とか出来ないか

ただ治療法を決めたとしても、症状次第では通院、並びに入退院を繰り返したら人間ほどではないが、やはり相当額の治療費を負担しなければならない。連続して通院すればするほど、症状が軽くなる一方で、治療費が多額に膨れ上がってしまう。金銭的な問題で治療を継続できない、決してない問題ではない。一回の診療に付き10,000円~20,000円負担するとなった場合で、5回通院したら最低でも50,000円もの治療費を要することになる。

さすがに瑣末なお金とは言いがたい、しかし治療を続けなければならないという問題に立ち尽くした時こそ、考えてみても悪くないのが人間でいうところの『生命保険』がペットにも専用保険として存在している。