気になる保障面

人間とさほど変わらない

ペットの保険を考えるとき、別段ペットだからという視点で考えるのではなく、自分の保険を加入するとき程度に慎重になって選んだほうがいいと筆者は思う。理由は単純明快だ、各保険会社が用意している保険の中身が、やはり会社ごとに異なっており、またどこまでのことが出来るのか、ここまでが出来る限りを尽くした限界点となっているか、そういった差異は必ず生まれている。そういった点を考えた時、もしも自分が人間の生命保険に加入する際、『必ず付いていてほしい保障はなにか』を考えれば自ずとどの保険が愛犬に適しているかが見えてくるものだ。

人間を例に出せば、生命保険に加入するときに注意する点としては色々だが、物凄く原理主義的な論題を上げるのであれば『死亡保障によって発生する金額』というのも、残された家族の為を思っての容易を備えておくというのも一つだ。さすがにペットではそこまでの事はできないにしても、人間であればそうした保険金を目当てにして何人もの男性を殺害した一人の女性が逮捕された、というニュースが報道されている。それくらい重要なものだ、また自身が特定の疾患になった、もしくは命の危険を伴う重い病が発症してしまったとしたら、病院を利用しなければならない。そんな時、生命保険に加入しておらず、ただ健康保険類に加入しているだけだったら治療次第で恐ろしい負担を強いられることになる。身体的な脅威が去っても、メンタル的な重圧が襲い掛かってくるため、これだと安心して治療に望んだほうがいいと言われても落ち着けるわけがない。金銭的な問題に怯えることなく、安堵して治療に専念できるようになれば病気に恐れず向かって行くことが出来るだろう。

ペットもそうだ、例としてあげた治療費20数万円などと、懐からそっと探してポンと提出する、なんて瑣末な展開を一般人で出来る人などほとんどいない。ペットを助けたいけどお金の問題が出てくる、そんな問題に立ち尽くさないためにも、ペットの保険もそんな点から選べば安心できる。

何が出来るか考える

では保険を選ぶときにどんな保障がついてくれば理想なのかを考えた時、絶対必要とも言えるものとしては3つある。

  • ・入院保障
  • ・通院保障
  • ・手術保障

見てもらえれば分かるが、人間と全く同じだ。病院を利用するとしたらこの3つが一番の負担になる、これを何とかできればお金の問題に苦しまないでいられるものだ。ペットが無事元気な状態で帰ってきてほしいという願いは飼い主共通だ、しかし飼い主を悩ませる治療費を打開する手立てを用意していなければ、飼い主も別の意味で苦労することになる。ペット、ここで言うなら愛犬を助けたいのに、飼い主も同様の苦しみを追うことになったら本末転倒もいいところだ。

そうなると必然的に欲しくなる保障としては、上記に上げた3つだと言える。

保障内容として

ただここで一つ注意したいのが保障されている内容が充実していても、その保障を利用した治療を行った場合、治療費については飼い主が最低でも1~2程度は負担しなければならない。人間の場合だと、中には最初こそ自分たちで負担することになっても、その後保険会社から適切な支給を受けることで、決してマイナスにならない仕組みが作られている。きちんとした保険会社であればを前提にした話ではあるが、例えばがん治療をするそれこそ100万単位の治療費を負担しなければならないとなれば、考えられないような重責が待っている。そうした不安を軽減するための保険なのだが、ペットの場合はその負担から完全に解放されるわけではない。

この点も保険によって全額保障のところもあるが、基本は幾らかの負担を強いられると考えていたほうがいいだろう。

他にはこんな保障を受けられることも

ペットの保険の保障で特に重要視したいが先に紹介した3つだが、それ以外にも保険の種類によっては思いもよらないような保障を受けることも出来るという。どんな保障が用意されているのかというと、

  • ・死亡した場合の火葬保障
  • ・高度後遺障害への保障
  • ・診断書費用

といったものを受けることも出来る。火葬を始めとした葬祭はあまり考えたくないところだが、出来るのであれば手厚く供養したいのも飼い主ならではの情だ。

またもう1つ気をつけたいのが、こうした保障に『制限が付いていないかどうか』も確認することを忘れてはいけない。保険の中には通院をしても一定回数を超えたら対象外になる、といったものもあるため将来的なことを考えたら、病気をしても回数に気をすることなく通院したい。病気といえどすぐに完治する見込みが無い上、いつ治るかはペット次第となっているのだと考えれば、手当が充実していてほしいと考えるはず。この点について人間とは全く変わらないところだ。