猫が生まれたのは砂漠だといわれており、そのために少量の飲み水で生活を送れるようにカラダが作られています。しかし、水を飲む量が少ないせいか腎不全や尿路結石といった下部尿路疾患にかかりやすい傾向にあるのです。猫に少しでも多くお水を飲んでもらい、下部尿路疾患のリスクを少なくするためには、飼い主はどのような工夫をすることができるのでしょう。
猫は新し物好き
猫はフードでもお水でも置いてある物よりいれたてのものに興味を示す傾向があります。
こまめにお水を入れ替えることで飲む回数が増える猫もいますので試してみてください。
温度を変えてみる
猫が好む食べ物の温度はおおよそ40度(肉食獣のため獲物の体温と同じくらいを好むとされています)くらいと言われていますので、お湯を入れてあげて温度調節してあげると飲む回数が増えるかもしれません。
美味しそうな匂いにしてみる
ウェットフードの汁やささみをゆでた汁を少し加えて匂いをつけることで、猫好みの香りになり喜んで飲んでくれる場合があります。
フードを変えてみる
ウェットフードはドライフードに比べ水分含有量が多いので、ウェットフードを食べることで水分を摂取することができます。
ご飯を3回に分けてみる
ご飯の回数が1日に1回の猫よりも、1日3回の猫の方がより多くお水を飲んでくれるという報告があるようです。食事の回数を増やすことで水も多く飲んでくれるかもしれませんね。
大きめの飲み皿に変えてみる
猫のおヒゲの周辺は取っても敏感になっていますから、小さめの器だとおヒゲが当たってしまい嫌がってしまうことがあります。
そのようなそぶりを見せる猫には広めののっみ皿を用意してあげると良いでしょう。
水道から直接あげてみる
猫はお水で身体が濡れることは嫌うのですが、流れるお水に興味を示して遊んだり水道から直接飲んでしまう子も多く見られます。
興味を示すようでしたら少し水道のお水を出しておいて、飲ませてあげると良いでしょう。
食事の場所とトイレは離しておく
猫は綺麗好きでご飯を食べるところと排泄する場所が近いことを嫌がります。
ご飯を食べる場所とトイレはできるだけ離れた場所においてあげて快適にお水を飲める環境を作ってあげましょう。
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