猫好きなら絶対訪れたい!全国の猫神社、猫寺

古代エジプトで猫が神の使いとしてあがめられていたのは有名ですが、ここ日本にも猫を祭った神社やお寺がたくさんあります。最近の猫ブームの影響もあって、猫神社や猫寺を訪れる人も増えていて、猫のお守りなども人気になっているとか。今回は猫を祀った神社やお寺をご紹介しましょう。

東北

宮城・田代島/猫神社

「猫の島」と言われるほど猫がたくさんいる島として猫好きには有名な田代島には猫神社があります。もともと漁師が多かったこの島には猫で漁を占う習慣があり、それが神社に発展したのだろうと言われています。

住所/宮城県石巻市田代浜字(仁斗田港より徒歩約20分)

山形・東置賜郡/猫の宮

その昔、観音菩薩から三毛猫を授かった夫婦がいました。夫婦は猫を可愛がっていましたが便所の天井裏に隠れていた大蛇から主人を救おうとして唸っていたところを誤解されて殺害されてしまいます。猫が自分達を救おうとしていたことを知った夫婦が後悔して猫を手厚く葬ったのがこの神社の始まりだと言われています。ペットの健康祈願や供養を目的に来る飼い主さんが多いことで知られていて、亡くなった猫の写真が拝殿にたくさん貼り付けられていたり、猫が生前使っていたものが奉納されていたりします。隣の犬の宮では、毎年7月の第4土曜日にペット供養が行われています。

住所/山形県東置賜郡高畠町高安910

関東

東京・立川/立川水天宮 阿豆佐味天神社(あずさみてんじんじゃ)

阿豆佐味天神社の境内にあるのが、行方不明の猫が戻ってくることで「猫返し神社」とも呼ばれる桑影神社。養蚕の神様「金色姫命」を祀っていることから養蚕を害するネズミを駆除してきた猫を祀っていると言われています。ジャスピアニストの山下洋輔氏が家出した猫が戻ってくるようにここで祈願したところ、翌日には猫が戻ってきたとか。このことを山下氏がエッセイに書いたことがきっかけとなって「猫返し」のご利益があると言われるようになりました。境内では猫が戻ってきたお礼に山下氏が作曲した曲が聴けます。

住所/東京都立川市砂川町4-1-1

東京・台東区/今戸神社

まねき猫発祥の地として有名な神社。江戸時代に近所のおばあさんが愛猫を手放したことを悲しんでいたところ、枕元にその猫が出てきて「自分に似た像をつくれば幸せになる」と言ったとか。その猫が今のまねき猫のもととなったと言われています。イザナギノミコト、イザナミノミコトが祀られていることから縁結びの神様としても有名です。

住所/東京都台東区今戸1-5-22

東京・赤坂/美喜井稲荷(みきいいなり)

和菓子の『とらや』の隣にある神社で、狐の代わりに祀られているのが猫。猫のお陰で火事から救われた人が、代わりに火事で亡くなった猫を祀ったという言い伝えがあります。ここの猫神に願かけする場合はタコを食べてはいけないのだそうです。

住所/東京都港区赤坂4‐9‐19

東京・中央区/三光稲荷神社

戦前まで迷い猫のために祈祷を行ってくれる神社として知られていました。愛猫がいなくなって願かけしにくる飼い主が多かったようです。

住所/東京都中央区堀留町2-1-13

東京・青梅市/住吉神社

神社のお供物を食べるネズミを退治したことで猫が祀られていて「阿於芽猫(あおめねこ)」を祀った祠や「大黒天猫」「恵比須猫」も祀られていると言われています。

住所/東京都青梅市住江町12

信州

長野・上水内郡/法蔵寺

猫が和尚さんの法衣を来て動物たちの前で和尚さんそっくりの説教をしたという逸話があるお寺。猫塚や猫が着用したと言われる法衣も残っているそうです。

住所/長野県上水内郡小川村瀬戸川19280(法蔵寺内)

北陸

新潟・長岡市/南部神社

年老いて化けて妖怪になった猫を猫又と言いますが、ここでは蚕を食べるネズミを退治するとして猫又権現が祀られています。また、狛犬と一緒に並ぶ番傘をかぶった狛猫がいるのもこの神社の特徴。招き猫にも通ずることから商売繁盛や運気アップのご利益があるそうです。

住所/新潟県長岡市森上

関西

京都・京丹後市/木島(このしま)神社

金毘羅神社の中にある神社で、このエリアも養蚕が盛んだったことから猫を養蚕業を守る存在として大切にされ、祀られた歴史があります。ここは猫の「あ・うん」像があることでも有名です。

住所/京都府京丹後市峰山町泉1165‐2(金毘羅神社内)

四国

高知・須崎市/猫神社

江戸時代に吾川郡仁淀川町の寺で飼われていた犬や猫を祀ったという由来のある神社。喘息に効くという言い伝えもあるそうです。猫神社には多くの人がお供えした招き猫がところ狭しと並べられていて、訪れた人はこれらの招き猫を持ち帰ることができるという変わった神社です。

住所/高知市須崎市多ノ郷乙477

徳島・八万町/王子神社

江戸時代に庄屋の娘のお松が無実の罪に問われ処刑されたことを飼い猫のお玉が恨んで、飼い主に罪を着せた人間を祟ったのだそうです。この祟りを鎮めるためにお松と猫の霊を祀ったのがこの神社なのだそうです。

ちなみにお松とお玉は同じ徳島の阿南市にある「お松大権現」にも祀られていてここには1万体の招き猫が奉納されているそうです。

住所/徳島県徳島市八万町向寺山1

九州

鹿児島・鹿児島市/仙巌園猫神神社

島津家17代当主の島津義弘が朝鮮に出兵した際に、光の強さによって瞳孔の大きさが変わる猫を時計代わりに連れて行き戦に役立てたそうです。従軍した7匹の猫のうち2匹が生還し、この2匹を祀ったのがこの神社です。有名な庭園、仙巌園の中にある神社で2匹の猫が祀られています。売店で買える猫グッズも人気です。

住所/鹿児島県鹿児島市吉野町9700‐1

大分・臼杵市/福良赤猫社

福良天満宮の中にある神社で信仰心の高かった大塚幸兵という商人は赤猫と呼ばれていましたが、この商人にあやかって赤猫の置物を幸せを呼ぶとしてお祀りしたのが始まりだと言われています。絵馬、おみくじ、お守りなどに赤猫が描かれているため猫好きに愛されています。

住所/大分県臼杵市福良211(福良天満宮内)

意外に多い猫が祀られた神社やお寺

全国には猫を祀った神社やお寺がたくさんあります。猫は船乗りや養蚕農家の人達からネズミを退治する動物として活躍していたため、人々の猫への感謝が猫神社・猫寺へと繋がってきているのです。あなたの住んでいる街にももしかしたら猫に由来のある神社やお寺があるかもしれませんね。

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