猫と一緒に暮らしていると、様々なタイプの新しいキャットフードが出ていることに驚くことがあります。毎日与えるフードですから、やはり大切な愛猫には良質のフードを用意してあげたいものです。色々な種類があるキャットフードですが、メリットと注意点を考えながら愛猫に合った物を与えるようにしたいものですね。
どんなタイプのキャットフードを与えるか?
キャットフードの中でも、「総合栄養食」と表示されているものがあります。この総合栄養食は、毎日に必要な栄養をバランスよく取れるように作れられたフードです。猫の年齢と共に、必要な栄養素も変わってくるものです。どんなキャットフードを与えるか、まずは、栄養バランスが整ったものを選ぶようにしましょう。
ドライフードのメリットと注意点
一般的なキャットフードの中でも、「カリカリ」と呼ばれることが多いドライフードは、ライフステージごとに様々なタイプが販売されています。
体の発達を促したり、肥満予防をしたり、子猫から高齢猫まで年齢に合わせたものなど、栄養バランスが異なるものが販売されています。
毎日食べるフードとして、栄養の面でも、また他のフードに比べて安価という面でも、猫と飼い主さんにとって嬉しいフードです。
ドライフードを与える時に注意しておきたいことは、炭水化物が多めに含まれていること、そして水をしっかり与えることを徹底するということです。
また、ドライフードが酸化してしまうと、風味がなくなって食いつきが悪くなってしまうこともあります。保存の仕方に気をつけること、猫が水分をしっかり取っているか確認するように注意しておく必要があります。
水分量の多いモイストタイプやウェットタイプのメリットと注意点
キャットフードの中で、ドライフードよりも嗜好性が高いものが、半生のソフトドライフードやセミモイストタイプです。ドライフードよりも水分量が多く、25〜35%ほどが水分で、発達段階の子猫や高齢の猫でも食べやすいというメリットがあります。ドライフードだけでは、水分量が不安な場合は、このようなタイプもおすすめです。
猫にとって高たんぱく、高脂肪を早く取ることができるフードといえば、ウェットフードです。
ウェットフードが大好きな猫も多く、食欲が低下している時などにも効果的です。ウェットフードは水分が75%以上ということで、子猫や高齢猫も食べやすいものですが、カロリーには十分注意してあげましょう。
また、腐りやすいので、缶やパウチを開けたら早めに使いきるか、時間が経ったものは処分したほうがよいでしょう。
ただし、グルメな猫は、一旦ウェットにすると、ドライを食べなくなってしまうこともあります。また、同じ味だと飽きてしまうこともあるので、猫の食いつきには注意してあげましょう。
猫の体調や栄養バランスに気をつけてフードを選ぶということ
病気になっている猫に向けての療法食や、アレルギーを起こす猫への低アレルギー食などは、獣医さんと相談することで愛猫にあった物を見つけてあげることが一番です。猫の成長段階や好みはそれぞれ違うものです。毎日の食事だからこそ、栄養バランスに気をつけながら、ストレスなく食べることができるものを見つけてあげましょう。
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