愛猫のきれいな顔をキープしたい!猫の流涙症の症状・原因・治療法について

愛猫の顔に涙焼けができているなんてことありませんか。これは目から涙が流れることによって、毛が涙で変色してしまうからです。

この原因となっているのが猫の流涙症、涙目です。ただ涙が多いだけなんて考えていては大変、涙目も立派な病気の一種です。今回は猫の流涙症について詳しく見ていきましょう。

猫の流涙症ってどんな病気?

猫の流涙症は、特にアメリカンショートヘア、ヒマラヤン、ペルシャ猫などに多く見られる病気の一種で、目から涙があふれてしまう病気です。

流涙症になると涙が流れる部分の毛が涙で常に濡れた状態になり、茶褐色に変色してしまい洗っても落ちなくなります。

命にかかわる危険は低い病気ですが、流涙症の原因によっては失明してしまうことやほかの病気にかかってしまうこともあるので、日ごろからしっかりと注意し愛猫の様子を観察することが大事になります。

流涙症の原因について

流涙症の原因は角膜炎や結膜炎、急性緑内障などの病気がもととなっていることがあります。これらの病気にかかっている場合、早急な治療を行わないと失明してしまう可能性もあります。

また、排気ガスなどの環境により流涙症になってしまう場合もあるため、環境へのケアにも注意していくことが非常に大事です。

適切な治療と予防できれいな顔を守ろう!

流涙症の原因が結膜炎や角膜炎などの病気によるものであれば早急に治療をしていくことが大事になります。

環境による流涙症の場合は涙を過剰に分泌させるような刺激物を猫の周辺から取り除き、点眼などで治療を行っていきます。

涙小管や鼻涙管などに異常がある場合にはその原因に応じた治療を行うとともに、涙小管や鼻涙管を洗浄したり、拡張したりすることで改善がみられるようになります。

正しい治療を行うためにも、ただの涙やけだろうと軽視せずに、獣医に相談するようにしましょう。

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