フトアゴヒゲトカゲも熱中症や感染症になるの?熱中症と寄生虫について

フトアゴヒゲトカゲの原産地はオーストラリアです。乾燥して日光も強い地域の出身なので、暑さにはとても強いと考えられがちです。確かにフトアゴヒゲトカゲはある程度の暑さに対する耐性は持ってはいますが、それも限界があります。

人と同じく、熱中症になってしまうと死亡してしまうこともあるので注意しておかなければいけません。

今回はそんなフトアゴヒゲトカゲの熱中症について、寄生虫の症状や原因と併せてご紹介していきます。

フトアゴヒゲトカゲの熱中症

フトアゴヒゲトカゲが熱中症を起こすのは日光浴中のケースがとても多いようです。日光浴はクル病予防にも効果的で、積極的にする必要があるのですが、夏場の炎天下に長時間体を晒してしまうとフトアゴヒゲトカゲも熱中症を発症してしまいます。

症状は人と似ていて、口を大きく開けて呼吸したり、泡を吹いたりすることもあります。重度の熱中症になってしまうと、神経系統に異常をきたしてしまい全身の痙攣を起こした後に死亡してしまうこともあります。

もしフトアゴヒゲトカゲが熱中症になってしまったら、すぐに気温の低い場所に移してあげて冷水をかけてあげたり、濡れたタオルで体をふいてあげましょう。とにかく体温を下げてあげることが重要です。

熱中症の予防法

日光浴中は日当たりのよい場所と涼しい影を作ってあげましょう。移動できるようにしておけば、フトアゴヒゲトカゲは自分から影に移ってくれます。また日光浴中だけでなく夏場はケースの中に熱気が籠らないよう注意しましょう

フトアゴヒゲトカゲと寄生虫

フトアゴヒゲトカゲを飼育するうえで、犬や猫ほど寄生虫に対して神経質になる必要はありません。

しかし飼育環境の悪化やフトアゴヒゲトカゲの免疫力が低下すると、寄生虫によって食欲不振などを起こし、最悪の場合死んでしまうことがあるので、注意はしておかないといけません。

外部寄生虫はフトアゴヒゲトカゲの目や耳、尻尾などに寄生することがあります。寄生虫を発見したら、爬虫類用の駆除剤を用いたり、温浴させてきれいにした後、ケースの中を徹底的に掃除しましょう。

内部寄生虫については今のところ有効な駆除方法は確立されていません。内部寄生虫によって重篤な病気になることはあまりありませんが、フトアゴヒゲトカゲの体力を低下させないよう気を付けましょう。

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