体力・免疫力がさほど強くない子犬の時期は特に体調に気を付けてあげたいですね。特に毎日のエサには注意したいところです。
成長著しい子犬の時に、間違った食生活を送ってしまうと将来、虚弱体質になってしまったり、成長不良になってしまう場合もあります。
今回はそんな子犬のエサについて、読了時間2分程度でご紹介します。
基本はドッグフード
栄養面を考えて野菜とか、お肉とか与えた方がいいのかな……とお考えの方はちょっとお待ちください。世の中には「ドッグフード」という超便利な犬用のエサがありますよね。
最近ではドッグフードも細分化がすすみ、年齢や犬種別にそれぞれ最適な栄養素が配合されたものが、ホームセンターやペットショップで簡単に手に入ります。この完全栄養食を利用しない手はありません。基本的にはドッグフードで充分な栄養が摂取できるのです。
おすすめの食べ物は「卵白」
犬におすすめなのは卵の卵白です。卵白に含まれるアルプミンという良質のタンパク質はとても重要なので、ぜひ調理してから与えて下さい。ちなみに生野菜等は与える必要はありません。
子犬に与えてはいけないもの
基本は「ドッグフード一択」といいましたが、それでは逆に与えてはいけない食べ物はなんでしょうか。チョコレートや玉ねぎといった成犬にも与えたらダメな食べ物以外についてご紹介していきます。
鳥のささみ・赤身
鳥のささみや赤身は犬にとっても「ごちそう」なので、ものすごく喜んで食べてくれるでしょう。また栄養分も豊富なので鳥のささみを子犬におすすめする人は意外とたくさんいるようです。
しかし、実は鳥のささみは子犬にとっては最適な食べ物ではないのです。
鳥のささみや赤身とドッグフードを一緒に与えてしまうと、リンが極端に増加してしまい、カルシウムとのバランスが崩れてしまうのです。リンが増えすぎると骨粗鬆症や、腎機能低下といった病気のリスクが高まるので、むやみやたらにささみや赤身を与えるのはやめたほうがいいでしょう。
ビーフジャーキーなどのオヤツ
ドッグフードが大丈夫なら、ビーフジャーキーとかのオヤツをあげても大丈夫、なんてことはありません。これらのお肉でできたオヤツはささみ同様、カルシウムとリンのバランスを崩してしまう一因になってしまうのです。
また脂肪も多く含まれているため、肝臓に脂肪が付着することによって恐ろしい「低血糖症」を引き起こしてしまったり、腸の調子を崩して「腸性毒血症」になってしまうリスクも高まってしまいます。
ただしい食事を与えましょう
子犬のことを考え、ご飯を控えめにしたりオヤツを少し減らすことも大切な飼い主の役割です。子犬にとって一番適している食事を与えるようこころがけましょう。
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