少しの行動の変化にも注意を!猫のストレス症状・行動について

猫がストレスを感じている時、どんな行動に出るかを考えたことがあるでしょうか?元気がなくなったり、食欲が落ちてしまうと、それは深刻な体調不良にもつながってしまいます。

「いつもと行動が少し違うな」と感じたら、猫にとってストレスになるようなことはなかったか振り返り、早めに対処してあげるようにしましょう。

猫の運動や普段の様子に変化が出る場合

環境の変化などに敏感な猫は様々なことをきっかけにストレスサインを出していることがあります。ストレス解消をしないと、猫の体調不良にもつながってしまいます。猫の行動などに変化が見られた時は注意が必要なのです。

いつも遊んでいるおもちゃで遊ばなくなってしまう、ジャンプをするなど運動する時間が減ってしまうということも猫のストレスサインのひとつです。

また、キレイ好きな猫はセルフグルーミングをいつも丁寧に行います。毛づくろいの時間まで減るというような行動が出ることもあります。

外の景色を眺めることや、体をきれいにすることで、猫は上手にストレス解消できるものですが、これをしないというのは、いつもと違うことがあった、不安の対象があるなど、猫がストレスを感じている場合があります。

粗相や排泄に変化が現れる場合

縄張りを大切にしている猫にとって、安らぎの空間が何か変わってしまったり、家族が増えたり、多頭飼いを始めた時などに、縄張りを伝えることに必死になることがあります。こんな時に、緊張やストレスから粗相をしてしまうことがあります。

トイレの場所を移動した時や、トイレが汚れている時も猫にとってはストレスになるものです。粗相をしてしまっていたり、大きな声で鳴くといった行動がある時は、注意しましょう。

猫が気に入っているトイレや空間はそのままにすることや、トイレ掃除はこまめに行ってあげることが一番です。

ただし、猫によっては、病気が原因で粗相をしてしまうこともありますので、排泄回数や色、におい、猫の体調にも気を配るようにしましょう。

今までの行動とは異なる行動をする場合

ストレスによっていつもとは違う行動をしてしまう猫もいます。帰宅すると、玄関まで迎えに来ていた猫なのに、部屋の隅に隠れてしまう、そんな行動に出ることもあります。

突然の来客や見知らぬ人など、猫にとっては何かストレスの原因になることがあったかもしれません。飼い主さんとのリラックスできる時間を増やし緊張を解いてあげましょう。

一方で飼い主さんに突然攻撃をするような行動に出ることもあります。体に触られることすら、ストレスになってしまっていることがあるのです。

また、突然大きな威嚇の声を出したり、逆に声を出さなくなってしまうこともあります。まずはストレスの原因をしっかりと探し、少しずつストレス解消をしてあげるようにしましょう。

猫のストレスは早めに解消を

猫のストレスを表す行動は、その猫によって異なります。

ストレスの状態が長く続くと猫の体調不良にもつながります。ストレスは免疫力さえも低下させてしまうものなのです。

猫は少しの変化にも敏感であるということを忘れずに、いつもと違う行動を見つけたら、ストレス解消の為にも早めに対処してあげるように気をつけましょう。

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