猫の肛門腺が爆発?!猫の肛門嚢炎の症状・原因・治療法について

突然ですが、猫の肛門腺が爆発するって聞いたことありますか?爆発と聞くとビックリしますが、猫に多い病気の一つに肛門嚢炎というのがあります。

この肛門嚢炎が破れてしまって血や膿のような物が排出されることを猫飼いさんの間では肛門腺が爆発すると言ったりします。

今回はそんな激痛を伴う肛門嚢炎について解説しましょう。

そもそも肛門腺って何

肛門の左右には肛門腺と言われる臭腺があり、この臭腺は袋状になっていて肛門嚢と言われています。

肛門嚢では臭いのある分泌物を作っていて、この肛門嚢に細菌感染が起こって内部に膿がたまると肛門嚢炎を引き起こし、肛門嚢が破裂してしまう原因になります。

猫はこの肛門腺の臭いを周囲につけることで他の猫とのコミュニケーションをとっていて、縄張り誇示やマーキングなどにも活用しています。猫にとっては非常に重要なコミュニケーションツールなのです。

野生の猫ではマーキングや臭い付け、酷くストレスを感じた時に肛門腺を一度に放出し、自分で絞り出しているんです。

猫の肛門腺が爆発する原因

肛門嚢炎は肛門の開口部がつまってしまったり、細菌感染を起こしてしまったりすることで肛門嚢内に炎症が起こり腫れ上がってしまう病気です。

特に、老化などで筋肉が低下してくると肛門嚢を自分で絞る力が弱まり、内部に分泌液が溜まりやすくなってしまいます。

また、若い猫でもストレスのない生活を送っていると、自力で肛門腺を絞り出す機会がなくなり分泌液が溜まってしまいます。

肛門嚢内に溜まった分泌液は乾燥し、濃縮されるようになり、中でさらにつまりやすくなってしまいます。そして限界を超えた時に肛門嚢が破裂し、中から血や膿が出てきてしまうようになります。

肛門腺を爆発させないために

このような症状を出さないためにも、定期的に肛門嚢に溜まった分泌液を絞り出してあげることが大事です。

病院で肛門腺絞りを行ってくれるところもあれば、肛門のすぐ下のところを指で左右から挟むように絞り上げるだけなので簡単に家でも行うことができます。

また普段から猫の様子をよく観察し、肛門腺のあたりを舐めたり、噛んだりしていないかどうか、便がスムーズに出ているのかなどチェックしましょう。

破裂してしまった場合は、すぐに獣医に連れて行き、蓄積した肛門嚢内部の分泌物を手やカテーテルで取り出し、肛門嚢内部の洗浄を行い、抗生物質による投与で治療していきます。

お尻から出血をするので、飼い主によってケガをしたと考える人もいるようですが、放置せず早い段階で獣医師に見せるようにしましょう。

一度、肛門腺が爆発してしまうと2度3度と起きやすくなってしまうので、頻繁に肛門腺絞りを行うようにし、あまりにも繰り返し起こる場合は肛門嚢摘出も考えるようにしましょう。

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