猫が下痢をしているのは、なぜ? 病気でないのに起こる猫の下痢について

猫は病気に罹っていなくてもさまざまな原因で軟便や下痢になります。

症状の軽い軟便の場合は砂に紛れて分かりにくいこともあり、知らないうちに症状を悪化させて本当に病気になってしまう場合があります。

今回は病気でないのに猫の便が軟らかい場合に考えられる原因のあれこれについて、広くご紹介します。

思い当たる節があるようなら原因を取り除いてあげてみてください。

病気ではないけれど下痢になってしまった場合の原因は?

病気ではありませんので原因となっている要因が取り除かれれば元に戻る可能性が高いと言えますが、そのままにすると本当に腸の病気になってしまうことがありますので早めに原因を突き止めましょう。

新しいフードに対応できない

猫は新しいフードになかなか適応できないと言われています。敏感な猫の場合、それまで食べたことのないフードに対応できず下痢になってしまうこともあります。

もし、下痢になる前に新しいフードを食べさせていたら新しいフードが原因かもしれません。そのフードを止めて便の状態が正常に戻るかどうかチェックしてみましょう。

次に下痢の原因かもしれないフードをあげる時には、従来のフードに少し混ぜる程度にして様子を見ます。

再び下痢になるようなら念のためそのフードを食べさせるのは止めましょう。

フードの中の成分に猫がアレルギーをもっている場合がありますので、フードの成分をメモしておくと良いでしょう。

食べてはいけないものを食べた

食べてはいけないものを食べてしまった場合に下痢になることもあります。

牛乳を飲むと猫は下痢をすることがありますし、たまねぎ、チョコレート、イカ、タコ、ぶどう、ゆりなどは毒性のある食べ物なので口にするとお腹を下すこともあります。

また、漂白剤や殺虫剤等を口に入れてしまうと嘔吐と同時に下痢をすることもあります。

家の中で猫が危険なものを口にしていないかどうかチェックしましょう。食べた気配があったら食べたものの内容によっては病院に連れて行きましょう。

ストレス

猫はストレスで下痢になることもあります。生活環境に変化はありませんでしたか?引越しや新しい家族、ペットの誕生は猫にとってストレスになる可能性があります。

下痢になる直前に起きた出来事を思い出して何かしらの変化が思い当たるようなら、それが下痢の原因の可能性もあります。

薬の影響

薬の中には副作用で下痢になる可能性のあるものも含まれています。猫の薬を処方してもらう時には可能な限り薬の名前を聞いておきましょう。

薬の副作用はインターネットで簡単に調べることができますので、処方されている薬に下痢の可能性があるようなら獣医さんに相談してみましょう。

猫の下痢の原因は徹底的に究明して

猫の下痢はさまざまな病気から発症します。

猫が下痢になってしまったら、まず病院に連れて行き、下痢の原因が深刻な病気でないかどうか診察してもらいましょう。

病気ではないのに下痢が続く場合は、ご紹介したような要因を疑いひとつひとつ検証して行きましょう。

下痢が続くと病気でなくても脱水を起こすこともあり、深刻な症状になることもありますので放置しないことが大切です。

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