くしゃみしている猫を見て、どう思いますか。
人間のように誰かが噂をしていると思うことはないと思いますが、埃をすいこんだり、鼻がムズムズしていたりといった軽い症状として見ているのではないのでしょうか。
しかし猫のくしゃみは呼吸器系のほとんどの病気の症状として表れ、最悪の場合は命に関わります。くしゃみくらいは問題ないと思わずに対処してあげましょう。
ここではくしゃみのサインでわかる猫の病気をご紹介します。
肺炎
人間でも死亡原因の上位に入るほどの病気ですが、猫にとっても同様に危険な病気となります。
しかし治療はそれほど危険のともなうものではなく、大事なことは早めに獣医師の診察を受けさせてあげることです。重症化する前に病院に連れて行ってあげましょう。
原因
肺炎の原因は細菌やウイルスに感染していることがほとんどです。他には気管支炎から発展して肺炎に至ることもあるので注意してください。
猫のくしゃみを侮らずに早めに病院に連れて行ってあげれば問題なく発見できるので、早急に対処してあげましょう。
対処
基本的には人間の治療と同様です。
点滴や抗生物質の投与で細菌やウイルスを叩き、肺炎の原因となっているものを直接攻撃して治療を行います。
正しい治療を行えば問題なく治すことができるので、早めに病院に連れて行きましょう。
副鼻腔炎
副鼻腔炎は鼻炎が発展し、炎症を起こしてしまっている状態を指します。
くしゃみの症状だけではなく鼻水が大量に出て、さらに血が混じっていることがあるので発見は難しくないでしょう。
痛みを伴うこともあるので、猫が痛がるような素振りを見せていたらすぐに病院に連れて行ってあげてください。
原因
基本的には細菌、ウイルスに感染していることが原因です。
肺炎等の病気と同じ原因となっており、病気の予防が難しい病気と言えるでしょう。そのため病気にかかった際に早急に治療をしてあげることが重要になります。
対処
副鼻腔炎や鼻炎はワクチンの投与によって防ぐことが可能です。健康な状態のときに予防接種をさせてあげることを検討してみてください。
ただ病気を怖れるあまりに頻繁に多数の予防ワクチンを投与してしまうと健康を害する恐れがあるので注意してくださいね。
まとめ
猫のくしゃみは呼吸器系の病気のほとんどに症状として表れるものなので、様々な病気の可能性を秘めています。
早急に獣医師の診察を受けさせてあげることが何よりの対処策となるので、病気のサインを見逃さないように心がけましょう。
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