愛猫が喧嘩をしたら要注意! 猫の膿瘍・蜂窩織炎の症状・原因・治療法について

蜂窩織炎(ほうかしきえん)は皮膚・皮下組織に細菌が入り込み、感染症に感染、炎症を起こしてしまった状態のことをいいます。

さらに蜂窩織炎が悪化し炎症した部位に膿みが溜まってしまった状態を膿瘍(のうよう)といいます。

膿瘍・蜂窩織炎ともに発見しづらい特徴があり、発見が遅れると細菌が全身に散らばってしまい命の危険もある重篤な病気を発症しかねない病気です。

膿瘍・蜂窩織炎の症状

蜂窩織炎

蜂窩織炎の症状は主に皮膚の下にあらわれるので、目視では中々発見することができません。

もし猫の皮膚の一部が腫れて熱を持っており、その周囲に小さな傷があれば蜂窩織炎に感染してしまっていると考えられます。

膿瘍

初期症状はぶよぶよとした柔らかい腫れ物(膿み)が皮膚上にあらわれます。腫れ物は痛みを伴うので、猫は足を引きずるようになります。

加えて腫れ物に触られるのを嫌い、無理やり触れようとすると暴れることもあるでしょう。

悪化すると腫れ物はさらに大きくなり、熱を持ち始めます。この頃になると猫は動きたがらなくなり、元気喪失・食欲不振といった症状がみられるようになるでしょう。

早期に患部が開口し膿みが排出されると比較的症状は軽く済み、自然治癒する確率も高くなります。

しかし開口が遅れれば遅れるほど皮膚下の菌は増殖し、菌が体内へ入り込み網膜炎などの病気を引き起こしてしまうこともあります。

また菌が骨まで達してしまうと、最終的に患部を切断しなければならないこともあるようです。

膿瘍・蜂窩織炎の原因

膿瘍・蜂窩織炎の原因のほぼ100%は外傷によるものです。

その中でもオス猫同士の喧嘩が特に多く、喧嘩した際に歯や爪などが皮膚に深く突き刺さると、口の中や皮膚表面の細菌が皮膚の中に侵入し、蜂窩膵炎を引き起こしてしまいます。

細菌と体内の免疫系統が戦った結果膿みが発生します。そして膿瘍を発症してしまうのです。

膿瘍・蜂窩膵炎の治療

早期に治療を行えば抗生物質を投与するだけで2日~3日程度で完治します。化膿がひどくなると患部を切開し、膿みを直接洗浄し消毒する必要がでてくるでしょう。

さらに放置しておくと組織が壊死してしまうので、壊れてしまった患部を切除しなければなりません。

なかなか症状が治らない場合はウイルスに感染しまっている可能性があります

適切な治療をしたのに症状が回復しない。そんな場合は喧嘩の際、猫白血病ウイルスや猫免疫不全ウイルスに感染してしまっている恐れがあります。

両者は感染した猫の免疫力を下げてしまうので、回復が極端に遅くなってしまうのです。これらのウイルスに感染しないためにも、猫同士の喧嘩は極力避ける必要があるでしょう。

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