日向ぼっこが好きなのに日光過敏症? 紫外線に注意が必要な猫の日光過敏症について

人間にも日光アレルギーという病気がありますが、日向ぼっこが好きな猫にも日光過敏症があるのをご存知でしょうか?

日に当たることで炎症が起こるというこの病気はあまり知られていないため、症状が出ても原因が日光だと気付かない飼い主さんが多いようです。

今回は、猫の日光過敏症についてご紹介します。

日光過敏症ってどうして起きるの?

日光過敏症は、一種の日光アレルギーで、継続的に紫外線に当たることで起きる炎症。発病には遺伝的要素が強いと言われています。

炎症は白っぽい猫で発生しやすく、紫外線の量が増える5月から夏にかけて起きるケースが多いようです。発症するかどうかはメラニン色素の量が影響しています。

メラニン色素は人間にもありますが、皮膚のバリケードの役割があり、メラニン色素が多ければ肌や被毛の色は濃くなりますが、その代わり天然のUVカットシートとなって、皮膚を守るのです。

色の白い猫では、こうした機能が働かないため、炎症を起こしやすいと言われています。

どんな症状が出るの?

初期症状は、皮膚の薄い耳や口元、目の周りなどの赤い腫れです。

痒みが伴うため、脚でこすってしまいがちで、かさぶたができたり、脱毛したりすることもあります。

高齢の猫の場合は、発症した部分が扁平上皮癌になる可能性もありますので、早めの治療が必要です。

治療方法はあるの?

副腎皮質ホルモンを処方することが多いようですが、副腎皮質ホルモンは副作用もありますので、長期の服用については獣医さんとよく相談しましょう。

また、副腎皮質ホルモン剤を患部に塗る場合は塗った後に患部に日光を当てないよう注意が必要です。

炎症が酷い場合は抗炎症剤が、炎症から細菌感染の可能性があれば抗生物質が投与されることもあるでしょう。

予防方法はあるの?

日光に当たって症状が出て初めて、日光に過敏な体質が判りますので、厳密な意味での予防方法はありませんが、治療で炎症が治まった後に再発を防ぐことは可能です。

唯一の方法は、紫外線に当たらせないことですが、まったく陽のないところで飼うというのも非現実的です。

もし猫が屋外に出る生活をしているなら、まず、室内飼いにすることを考えた方が良いでしょう。

室内飼いにしてからも紫外線の強い昼間の時間帯や時期はベランダなど表に出ないように注意します。

また、紫外線は室内にも入ってきますので、窓ガラスにUVカットシートを貼るなどして、紫外線を防いだり、炎症が起きやすい場所に刺激の少ない日焼け止めを塗ってあげても良いでしょう。

この病気の面倒なところは、原因が紫外線だと言うことが判断しにくい点でしょう。

白い猫、色の薄い猫の飼い主さんは、自分の猫に日光過敏症が起きやすいことを理解しておくことが大切です。

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