フェレットのインフルエンザは人間からうつる?フェレットのインフルエンザの予防法、症状、治療など、まとめ

毎年10月を過ぎると、ニュースが過熱する人間のインフルエンザ。

犬や猫には人間のインフルエンザはうつりませんので犬&猫の飼い主さんは安心ですが、フェレットの飼い主さんの場合、ちょっと事情が違います。人間とフェレットはある種の株のインフルエンザを共有していて、お互いのインフルエンザがうつる可能性が高いのです。

今回は、フェレットのインフルエンザ、風邪についてご紹介します。

フェレットのインフルエンザの症状

インフルエンザとは、インフルエンザウィルスに感染することで起こる感染症のこと。通常の風邪との違いは感染力が強い点、人間の場合38℃以上の高熱が出たり、体中が痛くなるなどの症状が表れる点でしょう。

通常、人間のインフルエンザウィルスは猫や犬にはうつりませんが、フェレットにはうつる場合があります。

フェレットに表れる症状は、咳、鼻水、食欲不振、くしゃみ、気管支炎、下痢、発熱などで症状が重くなると幼少並びに高齢のフェレットの場合は死に至ることもあります。

また、鼻水が続くと鼻の軟骨が変形してしまうこともあるようですので、早目の対処が必要です。

また、フェレットのインフルエンザはジステンバーと症状が似ていますので、その違いを確定することも大切です。

鼻水、咳、くしゃみなどの症状が出たら病院に連れて行った方が良いでしょう。

フェレットのインフルエンザ、治療方法は?

フェレットのインフルエンザに特効薬はありません。

インフルエンザに罹ったと判断されると抗生剤や消炎剤などが投与されますが、副作用があるため熱が出ていても解熱剤などを投与することはあまりありません。

頼みの綱はフェレット自身の免疫機能ですので、免疫が働くように環境や食事を整えてあげましょう。

身体が冷えないように温かくし、食欲がない場合は栄養剤などで必要なカロリーを補うようにします。

症状が重い場合は、入院して治療した方が安全な場合もありますので獣医さんと相談しましょう。

フェレットのインフルエンザの予防法は?

フェレットのインフルエンザにはワクチンはありませんので、フェレットにできる予防方法はありません。

フェレットのインフルエンザは外部から飼い主さんが持ち込んでくることが多いので、まず、飼い主さんがインフルエンザに罹らないこと、インフルエンザのウィルスを持ち込まないことが非常に大切です。

対策として、飼い主さん自身がワクチン注射を受ける(ワクチンの効果は限定的ですし、そのウィルスがフェレットにうつるウィルスかどうかの特定が難しいのも事実ですので、100%防げるわけではありません)、外から帰ったらうがい、手洗いをするなどが大切です。

また、空気清浄機を使って、室内のウィルスを除去するのも良いのではないでしょうか。

これらの予防方法は、飼い主さん自身の健康のためにも必要なことですので、是非、実行してください。

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