猫の急性腎不全とは?主な症状や診断方法、治療方法まとめ

腎臓自体に原因があって発症する場合や心筋症などの心不全・猫下部尿路疾患の病気が引き金となり発症する場合もあります。

放置しておくと命に関わるので、早めの治療が必要となります。

主な症状

尿量の減少や尿が出ない・赤色尿・低体温・嘔吐や下痢・口臭がひどい・食欲不振・脱水症状・元気がなく疲れやすい・痙攣・多飲多尿・口腔内潰瘍・体重減少・粘膜蒼白(貧血)・腰部の痛み・被毛光沢の減少など。

原因とは

腎臓の疾患のみならず、猫下部尿路疾患(尿路閉塞など)及び心筋症、心不全など、原因はいろいろあります。

猫の腎臓が急に機能低下し働きが悪くなる病気としては,雄猫の尿石症によって尿路が大きくなる状態が長く続くものが挙げられます。

また、細菌が尿路から侵入する感染症、腎盂腎炎があります。体内の細菌感染巣から細菌が腎臓に流れ込み化膿性腎炎になることもあります。

診断方法

病院では腎臓自体に病気があるかを検査し、急性または慢性かを判断します。

急性の場合、「腎性」・「腎前性」・「腎後性」のいずれかによる診断を必要とします。3つの原因それぞれに対する治療内容が異なるからです。

不慮の交通事故や落下などの情報は区別するために重要な情報になり、これらに加えて、尿の状態,飲水量,食欲なども重要な判断材料となります。

検査方法は、血液検査・血液化学検査・尿検査やX線・造影・エコー検査などを行う場合もあります。また、細菌よる感染症が疑われる場合には尿の細菌培養がよく検査されます。

治療方法

急性腎不全の場合は、発症してから速やかに集中的な治療を行えば回復の可能性は高まります。

治療内容は、その原因により若干異なるものの基本的には利尿剤や点滴・透析治療、脱水と電解質の改善、尿毒症となる物質の排泄を促進することとなります。

腎後性腎不全の場合には、尿路閉塞や腎臓に関わる器官損傷の修復するための手術が必要となります。

予防方法

急性腎不全の予防には、定期的なワクチン接種や食事及び健康管理、室内飼いの徹底などを行い、
腎不全につながる感染や中毒などを注意することが必要です。飼い始めたら、一度は動物病院で全身の健康診断をしてもらうと安心でしょう。

それにより、病気を持っていても早期発見・早期治療に結びつくからです。

多頭飼いの場合は、特に感染症が問題となりますので、日常的にトイレの清潔を保つことや、定期的な検査も忘れずに行うと良いでしょう。

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