猫の皮膚病の代表格。皮膚糸状菌症(白癬)について

猫の皮膚糸状菌症(白癬)はこんな病気

皮膚糸状菌症(白癬)は皮膚病の一種で、皮膚糸状菌に感染することで発症してしまう病気です。

注意しなければならないのは猫だけではありません。男性の方は特に馴染みがあるかもしれない「水虫」も、この皮膚糸状菌の仲間によるものなのです。

特段命の危険はありませんが、愛猫が感染しないようしっかりと注意してあげることが必要でしょう。

猫の皮膚糸状菌症(白癬)の症状

猫が皮膚糸状菌症に感染した場合、顔、耳、四肢の一部分に症状があらわれます。

主な症状は脱毛やかさぶたで、このような症状は他の皮膚病でもみられますが、皮膚糸状菌症の脱毛は「リングワーム」という名前を付けられているように、毛が円形に抜け落ちるのが特徴です。

個体差があり、まったくかゆくないこともあれば、多少のかゆみをともなうこともあるでしょう。症状が悪化すると脂漏症や、爪真菌症などを発症してしまう恐れがあります。

猫の皮膚糸状菌症(白癬)の原因

皮膚糸状菌症はその名のとおり、皮膚糸状菌に感染すること発症します。

一言で皮膚糸状菌といっても、30種類以上の仲間がいてそれぞれ人・動物・土(土壌)など感染するものも変わってきます。

猫で最も多いのは「イヌ小胞子菌」です。皮膚糸状菌症になった猫の98%はこの菌が原因です。

残りの2%は「石膏状小胞子菌」「トリコフィトンメンタグロフィテス」によるものです。

猫の皮膚糸状菌症(白癬)の感染ルート

皮膚糸状菌症は接触感染がほとんどです。すでに感染してしまっている動物(犬・猫・人間)と触れ合うことによって感染してしまいます。

ただし、もし感染してしまっていても猫の体調が万全であれば発症することはあまりありません。

注意すべきなのは免疫力が弱い子猫や老猫、または他の病気にかかってしまって体力がない猫です。このような猫は皮膚糸状菌症を発症しやすい傾向があります。

猫の皮膚糸状菌症(白癬)の治療

シャンプーによる薬浴。抗真菌薬の内服または塗布による治療が行われます。治療しやすいよう患部周辺の毛はカットされてしまうことが多いようです。

また健康な猫が皮膚糸状菌症に感染してしまっても、およそ8週間で自然に治癒するとされています。

まとめ:長毛種は特に皮膚糸状菌症にご用心

皮膚糸状症菌症の予防に生活環境・猫の体の清潔さを保つことは欠かせません。
特に短毛種と比較すると長毛種は皮膚糸状菌症にかかり易い傾向があるようです。

毎日のブラッシングをしっかり習慣づけるといいでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です