獣医学の進歩で犬の病気だと思って油断していたフィラリアが猫にも感染することが判明して焦った猫の飼い主さんも多いと思います。
ノミダニ対策はテレビでもCMが放映されていて知らない飼い主さんはいないはずですが、猫のフィラリア予防薬のCMはまだ見たことがありません。
動物病院は飼い主にはがきを発送して注意を促してますが、飼い主のほうもしっかり心がけましょう。
怖いこと言いますが
犬と違って猫は感染しても無症状だとか犬ほど顕著に症状が出ないと言われています。
フィラリアにかかっても気づかないケースが多いと怖い話を獣医師さんから聞かされますが、とにかく予防対策だけはするに限ります。
ノミダニ対策の予防薬よりもフィラリア対策の予防薬のほうが割高ですが、飼い主家族のお小遣いやポケットマネーをやりくりして節約してでも対処しましょうね。
めったにありませんが蚊を媒介して猫から人間にも感染するケースもあるそうですから。
人間も虫対策、しかし
ドラッグストアやスーパーで販売されている防虫対策用の製品ですが、注意書きを読むと「子供やペットが触らないように」と書かれています。
大手の製薬会社でも「ペット用蚊取り線香」はじめペットがいても使用できる防虫製品を製造しているので夏場は購入するお宅も多いことでしょう。
昨年からデング熱騒動、温暖化でマラリヤも現実味を帯びてきているので人間もしっかり防虫対策を進めなくてはいけませんが、対策製品を購入する際は注意書きを十分確認してください。
ブラッシングやお手入れのときにしっかり確認
十分対策したつもりでも小さい蚊は家の中に進入してきます。
蚊以外の虫も結構家の中で出没し、愛猫がなにかじっと凝視している先を見ると小さな蜘蛛がいたり、愛猫の背中に虫が止まってたりとギョッとすることも多い。
ブラッシングや爪の手入れや耳掃除などのときに細かい黒い粒が毛の間にないか、耳の辺りにぷつんと虫に刺された後がないかどうか飼い主がしっかりチェックしてあげましょう。
心配な点がある場合にはすぐにかかりつけの動物病院に連絡して指示や助言をもらうように。
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