普段の食事をしっかり食べてくれる猫でも、たまには喜んで食べてくれるおいしいおやつを与えたいと思う飼い主さんは多いと思いますが、猫にはどんなおやつを与えるのがよいのでしょうか?
今回は猫におやつをあげる時の注意点などについてまとめてみました。
うっかり与えたら危険な食べ物
猫が好んで食べるものでも、体に害のある食べ物があります。
うっかりおやつとして与えてしまいやすいものもあるので、気をつけたいですね。
タマネギ、長ネギなどネギ類全般
猫が食べると溶血性貧血をおこすことがあります。
タマネギなどをそのまま与えるようなことはあまりないと思いますが、気をつけたいのは人の残りもの。
ハンバーグやシュウマイ、からあげなどは具にネギ類が入っていたり、衣に使用していたりすることがあります。
牛乳などの乳製品全般
牛乳に含まれる乳糖という成分は猫には消化できないもので、下痢の原因になります。
塩分の多い食べ物
少しくらいなら健康にさほど悪影響はありませんが、猫が濃い味つけを好むようになってしまうことも多いです。
そのせいでキャットフードを食べなくなってしまうこともあるでしょう。
おやつはどれくらいならあげてもよい?
鶏のささみ肉、ペット用チーズ、かつお節、にぼしなど一般的におやつとして与えるものは、キャットフードと違い栄養バランスが整っていません。
たくさん与えてしまえば猫の健康を損ねることになってしまいます。
たとえ少量でも毎日与えるのは控えた方がよいでしょう。
1週間に1度、3日に1度くらいで、主食に影響のない程度の量を与えるのが適切ですよ。
猫用に作られたものなら大丈夫?
猫用に作られた市販のおやつならたくさんあげても大丈夫、と思う飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、これも間違いです。
たとえ猫用のものでもたくさん与えてしまえば栄養バランスを損ねてしまいますよ。
栄養バランスのよいおやつはないの?
猫用ミルクがあります。ミルクというと今までは子猫専用のもののように思われてきましたが、最近は大人猫や老猫用のミルクがとても人気ですよ。
総合栄養食として主食にできるタイプも登場しているので試してみてはいかがでしょうか?
猫が喜んで食べてくれる姿を見るのはうれしいものですよね。
猫にとってもいつもの食事とは違った「特別な食べ物」であるおやつ。ごほうびとして、日々のちょっとしたアクセントとして、上手に活用できれば猫との暮らしもいっそう楽しいものになりますよ。
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