お尻が濡れていたら要注意!ハムスターのウェットテイル(増殖性回腸炎)について

ウェットテイルってどんな病気?

ウェットテイルの正式名称は「増殖性回腸炎」のことです。細菌性の下痢のせいでハムスターのお尻の部分が濡れることから、ウェットテイルという通称が付きました。

ハムスターがかかり易い代表的な病気で、また発見したらすぐに通院しなければ、死亡してしまう恐れもあります。

ウェットテイルになりやすい品種と年齢

基本的にどの品種でも起こりうる病気ですが、そのなかでも特にゴールデンハムスターはウェットテイルになりやすいとされています。

またウェットテイルになるハムスターの大半は、ペットショップから連れてきたばかりの幼いハムスターです。

ウェットテイルの症状

濡れるといっても「しっとり」程度で済むことはあまりありません。多くの場合、お尻が「びしょびしょ」になってしまうほど激しい下痢を下すのがウェットテイルの特徴です。

下痢と同時に

  • 食欲不振
  • 脱水症状
  • 体重減少
  • 性格が変わる(凶暴になる)

といった症状があらわれます。

さらに悪化すると直腸脱・腸閉塞などの命に関わる重大な病気を発症してしまいます。

ウェットテイルの原因

主に細菌感染によるものです。加えてカビ・寄生虫・ウィルスなどが合わさって発症することもあります。

ペットショップでは元気だったハムスターが、家へ連れて帰った途端に病気になってしまうこともあります。元々感染していたハムスターが、ストレスによって免疫力が下がり、ウェットテイルを発症してしまうことが原因だとされています。

ウェットテイルの治療

下痢止め薬や抗生剤を投与し、下痢の症状を抑えます。

脱水症状が激しい場合は点滴するなどの治療もおこないます。ただし治療が遅れ、重症化してしまうと治療の効果は薄く、死亡してしまうことも珍しくありません。

ウェットテイルの予防法

飼育環境を適切に保つことがウェットテイルの予防に繋がります。温度や湿度、ケージの中を清潔にするようこころがけましょう。

同時にハムスターを購入するときも注意が必要です。既に感染してしまっているハムスターを買わないために、店から慎重に選択しましょう。

店員さんの知識が明らかに不足していたり、展示ケースが不衛生で、あまりにもたくさんハムスターを入れている場合は他の店を選んだ方が無難です。

下痢症状があればすぐに病院へ

ハムスターの下痢がすべてウェットテイルだとは限りません。しかし数日でも発見が遅れれば、死に繋がる可能性がぐっと高くなってしまうのでハムスターの便を観察し、異常があれば取りあえず診察を受けてみましょう。

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