筆者も猫の飼い主の1人ですが、ある日冷奴を切り分けていたら猫が寄ってきて、くれくれとせがみ始めました。食べものにはなんでも興味を示す猫なので、嗅がせてやろうと差し出したらそのままパクリ…。こんな猫っているの、と驚愕しましたが、ネットで調べてみると意外といるみたいなんですね。
さて、豆腐を猫に食べさせてしまったわけなのですが、猫に豆腐を食べさせても大丈夫なのでしょうか…?
豆腐に害はない
豆腐はもともと大豆ですから、猫に毒になるようなものは何も入っていないようです。
むしろ、大豆は畑の肉といわれるほど質の良いタンパク質が豊富で猫には是非お勧めしたい食品です。大豆のままでは消化に悪いので、大豆が主成分の豆腐であれば食べやすく、胃腸にも優しく、体にも良い、と良いことづくめです!
是非一度、食べてくれるか試してみて下さいね。
ダイエット中の猫にも良い?
ついつい猫が可愛くてご飯をたくさん与えてしまった、おやつをあげすぎてしまったという飼い主もいらっしゃるでしょう。顔の大きさは変わらないのに、どんどん体だけ丸太のように太っていく…という猫も少なくはありません。
猫はある程度の運動量を必要とする動物ですが、例えばマンション暮らしで生活範囲に高低差といえば、ソファやベッドくらいしかなく、走り回れるだけの空間もない、という生活になるとあっという間に筋肉量が落ち太ってしまいます。
しかし猫を犬のように散歩に連れ出すわけにはいかないので、猫の肥満は食事でコントロールするしか手はありません。
そんなときに役に立つのが、豆腐またはおからです。
必ず総合栄養食と併用する、という決まりはありますが、豆腐やおからはご飯の量増しに有効です。ドライフードに混ぜるには少し猫も抵抗があるかもしれませんが、缶詰で風味づけしたり、ウェットフードに混ぜれば嫌がらずに食べてくれることでしょう。
痩せさせたいけど、ご飯の量が足りない!と鳴いて止まらないときは、是非おからや豆腐を混ぜて量増しして満足感を与えてあげてくださいね。
いくらでもあげて良いわけではない
つまみ食い程度や、量増しに有効とお話ししましたが、いくらでもあげて良いわけではありません。
消化に良いといっても主成分は大豆ですから、肉食動物の猫にとっては消化しにくい食べ物の1つです。
豆腐やおからであればペースト状になっているので、ある程度消化しやすくはなっているのですが、だからといって消化器に負担が全くかからないわけではありません。初めて食べる場合は少量から始めて、体調の変化がないかよく観察してあげてください。
適量の目安はありませんので、負担のかからない自分の猫に合わせた量を与えてあげてくださいね。
手作り食の材料の1つに
手作り食志向の方は、是非豆腐やおからを食事に取り入れてみて下さい。
筆者は猫の誕生日に豆腐と野菜のバースデーケーキを作り与えてみましたが、大喜びで食べていましたよ。消化不良もなく、毎年の恒例となっています。何度もいいますが、与える際は量にだけ注意してあげてくださいね!
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