眠ったまま死んでしまうことも…ハムスターの“擬似冬眠”の危険性

擬似冬眠とは

寒い冬な朝など、まるで死んでいるかのように丸くなって眠っているハムスターを見ることもあります。

これはハムスターが寒さから身を守るため、「擬似的」に眠ったような状態になっているだけなのです。

あくまで「擬似的」ですから、カエルや蛇のように完全に眠ってしまうことは絶対にありません。この状態のことを「擬似冬眠」というのです。

擬似冬眠はハムスターからのSOSサイン

擬似冬眠になったハムスターは以下のような症状になります。

・動きが鈍い(筋肉が硬直)
・触ってみると体が冷たい(体温の著しい低下)
・ほとんど呼吸を感じられない(呼吸数の低下)
・眠ったように動かない(精神の停止)

実はこれ、そっくりそのまま「低体温症」と同じ症状なのです。

低体温症でよくイメージされるのは、雪山で遭難するシーンですね。

「このまま寝たら死んでしまうぞ!」という場面はまさに低体温症によるものです。

つまり擬似冬眠=低体温症になっているハムスターは「死の一歩手前」にいるです。思ったよりもずっと大変な事態なのですね。

擬似冬眠の対処法

もしハムスターが低体温症になってしまったら、どうすればいいのでしょうか。

1:本当に擬似冬眠なのか確かめる

もしかしたら既に死んでしまっている可能性もあります。まずは体を温めてあげて反応を観察してみましょう。

タオルやコタツ、ホットカーペットでじっくり温めてあげれば、擬似冬眠の状態から徐々に体が動き始めるでしょう。

このとき、間違ってもドライヤーやストーブなどで急げきに温めてはいけません。温度変化に体がついていけず、死亡してしまう危険があります。

2:体力を回復してあげましょう

擬似冬眠後のハムスターはとても体力を消耗してしまっています。
蜂蜜や砂糖を溶かした白湯なので、体力を取り戻してあげましょう。

擬似冬眠をさせないために

一般的にハムスターは体温が10℃以下になると、擬似冬眠を起こしてしまうとされています。

室温が5℃を下回ると、ハムスターの体温が急激に下がり始めるので、まずは室温を温かく保っておくことが必要です。

あとはハムスターの寝床に暖かい布などを敷いておくなど対処をしておけば、擬似冬眠することはないでしょう。

まとめ:冬場の対策はしっかりと

擬似冬眠の習性を知らず、冬の朝にハムスターを見て驚かれる飼い主は意外と多いようです。
なかにはまだ生きているのに気付かず埋葬してしまったり・・・。
そんなことをしてしまったら、後から悔やんでも悔やみきれませんよね。ハムスターのために寒い日の擬似冬眠対策はしっかりとしておきましょう。

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