はじめて犬を飼おうと思った時、あなたの心の中には、かわいい子犬と遊んだり、散歩をしたり、いっしょにおでかけしたりと、楽しい想像がたくさん膨らんでいると思います。
ですが、犬を飼うということは、たくさんの費用がかかることに加えて、いたずらや無駄吠えをする子犬のしつけ、毎日のお世話としなければいけないことがたくさんあるのです。
ここでは、はじめて犬を飼う人が誤ってしてしまいがちなことに焦点を当て、紹介していきます。
ペットショップでひとめボレの衝動買い
ふらっと立ち寄ったペットショップでかわいいチワワにひとめボレ!
犬を飼おうと思っていたわけではないけれど、「運命の出会い!」と衝動買いしてしまった、というエピソードを耳にしたことはありませんか?
人は目が大きく、頭が丸く、自分より遥かに小さく、高い声で泣くものに対しては、本能的に「保護したい」・「飼育したい」 という衝動が生まれる傾向があります。
これがペットショップでの衝動買いにつながっていると考えられているのですね。
もちろん、このような出会いで始まったご縁でも、幸せに暮らしているわんちゃんもいますが、やはり飼えなくなり、飼育放棄になったり、最終的には手放すことになってしまうということがあるのも、悲しい現実なのです。
犬を飼い始める時は、かわいい見た目だけで決めず、住環境を整える、今後の犬との生活を家族と話し合うなどしっかりと準備をし、お迎えするようにしてくださいね。
流行の犬種だから飼いたくなる
テレビやマンガ、映画などである犬種が注目されて流行し、その犬種を飼う家庭が増えるという現象は、過去何度も起こっています。
ただ、流行に流されて犬種の特性をよく調べずに飼うことはとても危険です。
例えばそれがシベリアンハスキーやゴールデンレトリバーなどの場合、マンションなどで飼うことは難しいいことが多いです。
また、映画で注目されたジャックラッセルテリアは、かわいらしい見た目に反して、初心者には飼いにくい犬種とされています。
「この犬種を飼いたい」と思った時には、犬種の特性を調べ、今の家族構成や住環境に適しているか考えた上で迎えるようにしましょう。
まとめ
はじめて犬を飼う人が誤ってしてしまいがちなことに焦点を当てて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
他にも、「子供の情操教育のために」という話をよく耳にすることもありますが、犬は道具ではなく、この先10年以上暮らしを共にする家族なのですから、それだけに理由で飼いはじめるのは、間違っているのではないでしょうか?
犬は私達に大きな幸せを与えてくれる大切な存在ですが、しつけや経済的負担などの面にも目をそむけずに、家族全員で準備を整えて迎えてあげてくださいね。
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