春といえば、日本人が愛してやまない桜のシーズン!
開花宣言をまだかと待ちわび、愛犬とお花見に出かける予定の飼い主さんも沢山いらっしゃることと思います。
もちろん愛犬と桜の記念撮影をしたいですよね?
しかし背が高く上の方に花が咲く桜と地面の低いところに立つ愛犬を一緒に撮るのは至難の業…。そんな悩める飼い主さんのために、桜を愛犬の上手な写真の撮り方をご紹介します!
定番はやっぱり抱っこ!桜の花に包まれて
抱っこできる愛犬や、人が多く歩かせるには不安な場合に有効なのが抱っこ。
枝が垂れている場所の隙間から愛犬の顔をのぞかせれば、桜に包まれる愛犬の写真が撮れます。「うちのこ重いから…。」なんて言わず、落とさないようにしっかり抱っこしてあげてくださいね。
また桜の枝や葉に当たって傷つけてしまわないように、細心の注意を払って撮影しましょう。
狙い目は早朝!背景一面に咲く桜で幻想的な瞬間を
どうしても近く近くで撮ろうとしてしまうと、愛犬と一緒に撮ることが難しくなってしまう桜。
少し都心から離れ広いところで、遠くに咲く一面の桜を背景にしちゃいましょう!後ろ一面淡いピンクに包まれたかわいい愛犬の姿が撮れますよ。
桜が痩せて花が少なかったり、まだ6分咲きだったりする場合、写真にすると意外と花がまばらなのが写ってしまいます。せっかくなので満開の時期を狙いましょう。
また人が多い時間だと愛犬も緊張してしまったり、そわそわしがち。自然な散歩中のような和やかな表情を収めるために、人の少ない早朝がおすすめです。
あわせて愛犬の周りには菜の花が咲いていたりすると、ピンクと黄色、緑のコントラストが美しい写真が撮れますよ。
川沿いの桜は最高のロケーション!高低差を有効活用しよう!
私が一番おすすめしたいのが川沿いに延々と続く桜。
川沿いの桜は川に向かって斜面を覆うように咲いていることが多いです。川沿いの道に川を背に立てば自然と背景を覆うように桜が。そして川に降りれるような階段がある川であれば、階段は最高の撮影スポットです。
土手があってその下に桜が並んでいるような川も、土手が最高の舞台になりますね。
また延々桜が咲いている川であれば人が分散されるので、人が少なく迷惑にならない場所も探せますし、桜が綺麗に写りこんでくれるスポットも探しやすいです。
愛犬とお散歩しながら、ちょこちょこ記念撮影、とっても楽しいのでおすすめです。
散った桜も美しい、愛犬と桜の絨毯で終わりかけのシーズンも楽しんで
桜というとつい見上げて咲いている花ばかり見てしまいますが、愛犬たちがいる足元にも目を向けてみませんか?
そこには散った桜の花びらが。
満開のシーズンよりも散り出してから楽しめる桜の絨毯。なるべく沢山敷き詰められているところを選んで撮ったり、歩いている姿を上から撮ったり。また秋になればイチョウや紅葉の季節にも楽しめます。
たまには飼い主さんも一緒に
ついつい愛犬ばかり撮ってしまいがちですが、家族と出かけた週末には桜を背景にお散歩風景を撮りあってみませんか?
「待て!」とポーズを決めている写真ももちろんかわいいですが、大好きな飼い主さんと歩いている愛犬はとても自然体です。飼い主さんが思っている以上に、愛犬はあなたを見上げながら歩いていますよ。
限りある犬生、最高の思い出を残していきましょう
私は愛犬を亡くしたときに、もっと写真を撮っていればと思ったと同時に、一緒に写っている写真があまりに少なく後悔しました。いつも愛犬の姿だけを収めていたんですね。
愛犬との時間は永遠ではありません。
あなたには、愛犬の今この瞬間を、そして移り変わる季節の中で過ごす愛犬の姿を、飼い主さんを愛おしそうに見つめるその表情を、沢山撮って残していってもらえたらいいなと思います。
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