ハムスターにモロヘイヤを与えても大丈夫?茎・タネには要注意

粘りがあり、高い栄養価で知られるモロヘイヤ。スーパーでも気軽に手に入るので、ハムスターの食事に加えたいと考える飼い主さんもいるのではないでしょうか。でも、ハムスターはモロヘイヤを食べられるの?ここでは、モロヘイヤについて注意する点を見ていきましょう。

ネバネバは健康の印?

モロヘイヤは初めて栄養価が調べられた際、その数値のあまりの高さに計測の誤りが疑われたという逸話があるほど。ハムスターにも与えたい野菜ですよね。ところがモロヘイヤを食べさせてはいけない野菜としている情報もあります。その理由は、モロヘイヤの果実やタネに含まれる強い毒性の成分。ストロフェチジンと呼ばれるこの成分は、うっ血性心不全を引き起こします。かつてアフリカではこの種子から抽出した液体を、毒矢に使っていたそうです。また、モロヘイヤのタネがついた茎を牛や馬が食べて死ぬという事故も、数多く発生しています。ただし、毒性があるのは実とタネだけ。食用としている葉には、まったく問題はありません。驚愕するほどの栄養をもちながら、大きな動物を殺してしまうほどの毒性を併せ持った植物が、モロヘイヤの正体です。

すごすぎるモロヘイヤの栄養

驚くほどの栄養価といわれるモロヘイヤには、具体的にどんな栄養素が含まれているのでしょうか。

  • βカロテン
  • ビタミンB1・B2
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンK
  • マンガン
  • カルシウム
  • カリウム

モロヘイヤのβカロテンはほうれん草の4.6倍、ブロッコリーの19倍です。さらにカルシウムはほうれん草の9倍、ブロッコリーの10倍。またビタミンEの含有量は野菜の中では、ナンバーワン。抗酸化力を高め、身体のあらゆる部分を強化してくれる、最強の野菜といっても過言ではないようです。ネバネバの元となっているムチンは、胃の粘膜を保護し、消化を助けてくれます。

ハムスターにモロヘイヤを食べさせる際の注意点

野菜の中でも断トツの栄養価を誇るモロヘイヤ。販売されているものからは、毒性の部位が徹底して除去されています。茎の毒性は低いといわれますが、ハムスターには葉だけを食べさせましょう。自宅で栽培している場合には、万が一にもタネや実が混入しないようにしっかりと確認を。モロヘイヤはカルシウム値が高いので尿路結石にならないよう、与えるのはごく少量とします。カルシウムの多い煮干しやチーズのおやつに、重ならないように気をつけてください。粘りに関しては、ハムスターはあまり気にせず食べるようです。食べ残しで不潔にならないように、ケージをチェックしてあげましょう。

健康生活のために少量を

モロヘイヤは素晴らしい健康成分とともに、恐ろしい毒性をも秘めた野菜です。正しい部分だけを少量与えることで、ハムスターの健康にも役立ちます。毎日の食生活をきちんと管理し、元気なハムスターにしてあげてくださいね。

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