猫オーナーなら要チェック!イギリスから新しいキャットフードブランド【AATU】上陸!

可愛くてふわふわしていて、ぬいぐるみのような猫。でも、猫はそのキュートな外見とは違い、完全な肉食動物です。
小さいながらもライオンやトラと同じように狩りをして生の肉を食べてきた動物なのです。
そんな猫にとって一番良いのは肉をメインにしたたんぱく質の多い食事。
しかしながら、長年にわたって売られ続け、今でも一番多いのは「まぐろ味」「かつお風味」とうたいながら一番多い食材はとうもろこし・・・という安価なフードなのです。
最近では猫が肉食であることが啓蒙されるようになって、猫本来の食生活に近いフードが注目されるようになり、同時に海外からプレミアムフードが数多く、輸入されるようになりました。
今回は、そんな海外産のキャットフードの中から「AATU(アートゥー)」についてご紹介します。あなたのキャットフード選びにぜひ、役立ててください。

【アートゥー】ってどんなキャットフードなの?

【アートゥー】はペットフードUK社というイギリスのメーカーが製造しているプレミアムペットフード。
猫が本来、肉食動物であることを重視し、原材料の85%に肉類を使用したキャットフードを提供しています。
プレミアムフードは味の種類が限られていることも多いのです。
しかし【アートゥー】の場合は、ダック、チキン、サーモンと3種類の味があり、パッケージのサイズも200g、1kg、3kgの3種類があって、飽きっぽい猫でも大丈夫です。
1種類のフードに使われている肉類がシングルプロテイン(1種類の肉に限定)なのも【アートゥー】の特徴で、アレルギー傾向のある猫には嬉しいレシピと言えるでしょう。
肉類以外にも猫の体に良い野菜、フルーツ、ハーブ、スパイスなどを各8種類ずつ調合した「スーパー8」が【アートゥー】の特徴です。
ちなみに商品名の「AATU」とはフィンランド語で「高貴な狼」という意味。
ドッグフード作りから始まった【AATU】にとって、犬の祖先である狼をブランド名に冠することは、犬本来の食習慣を考えたフードを作るというコミットの表れでもあります。
その精神はキャットフードにも踏襲されています。

【アートゥー】にはどんな原材料が使われているの?

プレミアムフードと言うからには、原材料にはこだわりがあってしかるべきですが、【アートゥー】にはどんな食材、原材料が使われているのでしょうか?

肉類

【アートゥー】には「ダック」「チキン」「サーモン」の3種類がありますが、いずれも原材料全体の85%が肉類。
「ダック」では45%のカモ生肉と40%の乾燥カモ肉を、「チキン」では50%の骨抜き鶏生肉と35%の乾燥チキンを、「サーモン」では45%の骨抜きサーモン生肉と40%の乾燥ニシンが使われています。
もちろん、人間用なら廃棄してしまうような内臓などの副産物は一切、使われていません。

穀物

【アートゥー】にはとうもろこし、大豆、米、小麦などの穀物は一切、使われていません。
猫は本来、穀物を食べる動物ではなく、口に入るとしてもエサとして狩った小動物の消化器官に残るわずかな穀物だけなのです。
大量の穀物は猫の消化器官に負担を掛けます。そんな猫の体の仕組みを考え、【アートゥー】には穀物が使われないのです。

添加物

【アートゥー】には合成着色料、合成保存料、合成香料などの人工的な添加物は使われていません。
余計なものは入れない・・・というのが【アートゥー】の考え方です。

野菜

サツマイモ、ヒヨコマメ、エンドウ、アルファルファ、ニンジン、トマト、チコリ、パセリといった8種類の野菜が使われています。
サツマイモは炭水化物ではありますが、穀物より食物繊維を多く含み、ビタミンEやビタミンCなど炭水化物以外の栄養素も含まれています。
また、ヒヨコマメにはビタミンB、食物繊維、カリウム、カルシウムなどの栄養分が幅広く含まれています。
こういった猫の健康に良い栄養分が多い野菜を取り込むことでバランスの良いフードができているのです。

フルーツ

「猫にフルーツ?」と思われるかもしれませんが、ヨーロッパのキャットフードにはフルーツを配合したフードが数多くあります。
中でも【アートゥー】はリンゴ、クランベリー、梨、ブルーベリー、マルベリー、オレンジ、ビルベリー、カウベリーの8種類のフルーツを使用。
フルーツにはビタミンや食物繊維のほか、抗酸化物質が含まれていますので猫の病気の予防にも役立ちます。

ハーブ

【アートゥー】にはペパーミント、マリーゴールド、セイヨウイラクサ、カモミール、ローズヒップ、ユッカ、海藻など8つのハーブが使われています。
ハーブの中には猫の健康を害するものもありますが、【アートゥー】に含まれているハーブは抗菌、鎮静、消化器官のサポート、免疫力アップなどに効果があるものが厳選されています。

ボタニカル&スパイス

シナモン、スピルリナ、アニス果、フェヌグリーク、オレガノ、セージ、マジョラム、タイムが使われています。
キャットフードに配合されるのが珍しい食材ですが、これらも猫の健康を支える成分を含んでいます。

【アートゥー】の栄養はどんな割合になっているの?

たんぱく質の割合が高い

【アートゥー】の粗たんぱく質の割合は34%。肉類を全体の85%使用しているという割にはたんぱく質の量が少ないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
肉類の中にはたんぱく質の他にビタミン、脂肪分などが多く含まれていますので、すべてがたんぱく質になるわけではありません。
キャットフードに含まれるたんぱく質は大体28~35%程度と言われています。
【アートゥー】のたんぱく質の比率は比較的高い方ですが、量が多いだけでなく、良質の肉から取れるたんぱく質であることが、猫が健康に生きていくうえでプラスになっています。

脂肪分

【アートゥー】に含まれる粗脂肪分は20%。これはキャットフードとしては高い方に入ります。
【アートゥー】の脂肪分にはオメガ6、オメガ3のような不飽和脂肪酸が含まれていて、健康に良いだけでなく、生きていくエネルギーとして働いてくれます。

タウリンを1500mg配合

タウリンはたんぱく質の一種で、人間が飲む栄養ドリンクなどにも含まれている成分ですが、猫にとっては欠かせない栄養素です。
猫は体内でタウリンを合成することができないため、食べ物から取る必要があります。
タウリンが不足すると目や心臓に疾患が起こる危険性があることを考慮し、【アートゥー】にはタウリンが1500mg、配合されています。

【アートゥー】はどこで生産されているの?

【アートゥー】はイギリスで製造されています。
ヨーロッパのEUには加盟国すべてに共通する規制があり、ペットフードについても「人間の食品同様に健康を維持できる食品である必要がある」と定めています。
また、有害物質や添加物、内容物の表示方法についても細かい規定があります。
さらにイギリスの場合、EUのルールに加えて、さらに厳しいレギュレーションを設けてペットフードの安全を管理しているのです。
ペットフードに法的な規制のない日本に比べて、イギリス産のペットフードは全般的に安全だと考えて良いでしょう。

【AATU】キャットフードの魅力とは?

食材とレシピが魅力

【AATU】の魅力はやはり使用されている食材やレシピでしょう。
3タイプあるフードはいずれも生肉や乾燥肉を使用し肉類の割合は85%です。
それ以外の15%も猫の体に良い成分を含む野菜やフルーツ、ハーブなどを使用することでバランスの取れたフードに仕上げています。

グレインフリー&グルテンフリー

【アートゥー】は穀物などを一切使用しないグレインフリーであるだけでなく、グルテンフリーです。
肉食の猫の唾液には炭水化物の分解を助けるアミラーゼが含まれていませんし、腸も人間に比べて短めですので、炭水化物の配合は消化に良くありません。
また、グルテンは植物性たんぱく質の一種ではありますが、猫にとって必要なアミノ酸は充分に含まれていません。
こうした猫にとって不向きな食材は使わないのが【アートゥー】の考え方です。

【アートゥー】を与える際の注意点

【アートゥー】に限りませんが、肉を主原料とした消化の良いプレミアムフードは、一般的なキャットフードに比べて給餌量が少なめです。
他のフードから【アートゥー】に切り替える際には、体重に合わせた適切な量を守るようにしましょう。
従来のフードと同じ量を与えるとカロリー過剰になって肥満する可能性があります。

プレミアムキャットフードを考えるなら【アートゥー】を試してみて

ペットに対する意識が高く、キャットフードの原材料に人間並みの質が求められるイギリスで作られた【アートゥー】は、猫の健康を真剣に考える飼い主さんにはおススメのフードです。
味のバリエーションが3種類あるのは、飽きっぽい猫を飼う飼い主さんにとっても嬉しいポイントでしょう。
また、内容量の違うパッケージが3種類ありますので、「なるべく新鮮なフードを与えたい」「多頭飼いなので大きなパッケージが欲しい」と言った声に応えてくれています。
こだわりのキャットフードを探しているなら、一度試してみてはいかがでしょうか?
[amazonjs asin=”B013WPUS4M” locale=”JP” title=”AATU(アートゥー) キャットフード チキン グレインフリー(穀物不使用) 1kg 成猫用”]

【他にオススメのキャットフードは?】

子猫から老猫まで!獣医師おすすめのキャットフードランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です