ウェルネスコア。歴史あるブランドが作った猫のためのプレミアムフード

最近、増えてきているのが猫に手作りのフードをあげる飼い主さんです。
生肉ベースに野菜やサプリメントをプラスしてバランス良いフードを作ってあげるのは猫にとっても素晴らしいこと。
ただ、忙しい毎日を送る人たちにとって、手作り食は負担が大きいのも事実です。
そんな飼い主さんの頼みの綱は、猫の健康を考えて作られている市販のキャットフード。
最近では猫本来の生き方や食習慣を理解したうえで作られたフードが増えて、安心して猫にあげられるようになりました。
そこで、今回は安心できるプレミアムフードの中から【ウェルネスコア】をご紹介します。
ウェルネス コア(穀物不使用・高たんぱく質) 成猫用(1歳以上) 骨抜き七面鳥 400g
画像出典:amazon

【ウェルネスコア】のキャットフードはどんなフード?

【ウェルネスコア】を作っているのはアメリカのウェルペット社。
ウェルペット社は100年の歴史をもつオールドマザーハバード社が前身です。
この会社はアメリカの海軍兵士のちょっとした体験から生まれました。
ある日、彼が自分の犬に海軍で使用している乾パンを投げたところ、犬が喜んで食べたのだそう。
そのことがきっかけで彼は1926年に犬用のビスケットの製造に乗り出しました。
その後、動物栄養学の研究者が関わるようになって、本格的なペットフード作りに着手。
2008年にはオールドマザーハバード社はイーグルパック社と統合してウェルペット社になり、こだわりのペットフードを作り続けて今に至っています。
【ウェルネスコア】のキャットフードはウェルネスブランドの中でも高たんぱく、穀物不使用のトップブランドです。
2017年10月には粒が小粒になり、パッケージを刷新、新しく800g入りができるなどリニューアルされました。

【ウェルネスコア】にはどんな原材料が使われているの?

肉類

【ウェルネスコア】には子猫用1種類、成猫用2種類、成猫室内猫用1種類の4種類のフードがあります。
1歳までの子猫用は第一原料に骨抜き七面鳥の生肉が使われています。
成猫用のフードには骨抜き七面鳥の生肉が使われているフードと、骨抜きチキンの生肉が使われているフードがあります。
成猫室内用には骨抜きチキンが使われています。
いずれにも足、頭、腸のような副産物は使われていません。

クランベリー

【ウェルネスコア】のキャットフードにはクランベリーが配合されています。
クランベリーには抗酸化作用の高いプロアントシアニジンやアントシアニンなどのポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールは最近、人間の健康にも良い成分として知られている成分。猫の生活習慣病を防ぐ働きがあります。

穀物

【ウェルネスコア】にはとうもろこし、米、小麦粉などの穀類は一切、使用していません。
実際には白いご飯を好んで食べる猫も少なくありませんが、猫の唾液には炭水化物の消化を助ける酵素が含まれていません。
その上、腸が短く炭水化物の消化に向いていないのです。
そんな猫本来の体の作りを考慮し、【ウェルネスコア】には穀類は使用されていません。

プロバイオティクス

【ウェルネスコア】には4種類の乳酸菌(プランタルム、エンテロコッカス・フェシウム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・アシドフィラス)が配合されています。
これらの乳酸菌は、猫のお腹の調子を整え、免疫向上にも効果があります。

添加物

【ウェルネスコア】には着色料、香料など余計な人工添加物は使われていません。
酸化防止剤にもミックストコフェノールやローズマリー、緑茶、スペアミントなど自然派成分を活用しています。

【ウェルネスコア】にはどんな栄養分がどのくらい含まれているの?

たんぱく質の量の多い高たんぱくフード

【ウェルネスコア】のキャットフードに含まれているたんぱく質の割合は38%以上。
子猫用と成猫用オリジナルに至っては45%とかなりたんぱく質の割合が高いのが特徴です。
45%以上のフードは若い猫、運動量の多い猫におススメです。

脂肪分も比較的多め

【ウェルネスコア】は脂肪分の割合も比較的高めです。脂質の量は子猫用、成猫用ともに18%以上。
脂肪分は肥満の大敵だと思われがちですが、猫の活動のエネルギー源としては大切な栄養素です。
また、オメガ6脂肪酸が4.75%以上、オメガ3脂肪酸が1.25%以上入っていて、コレステロールの低下や成人病の予防にも役立ちます。
ただし、【ウェルネスコア】のシリーズには室内猫用のフードがありますが、こちらについては脂肪分の割合が12%以上と少なめ。
全体の【ウェルネス】成猫用のオリジナルに比べて約33%も脂肪が少なくなっています。
猫の生活態度や体重によって成猫用か成猫室内用を選ぶことができるのは便利です。

【ウェルネスコア】の生産国はどこ?

【ウェルネスコア】の商品はアメリカで作られています。
アメリカでは連邦政府が食品、化粧品、医薬品と同じレベルでペットフードの有害性や表示方法などについては規制を行っています。
また、AAFCO(米国思飼料検査官協会)がペットフードの安全と品質維持のために作った法令に則って、州政府がペットフードを管理しています。
ただし、原材料に細かい指定があるわけではありませんので、フードの安全性や品質はメーカーの姿勢に負うところが大きいでしょう。
【ウェルネスコア】はフードの中では安心して食べさせられる商品だと言えるのではないでしょうか。

【ウェルネスコア】の魅力は?

子猫用、室内猫用など種類が多い

【ウェルネスコア】には1歳以下の子猫用のほか、成猫用に2種類、室内猫用にもう1種類のフードがあります。
ひとつのフードですべての年齢をカバーするプレミアムフードが多い中で、猫に合わせたレシピのある【ウェルネスコア】は飼い主さんにとって便利なフードだと言えるでしょう。

穀物を使わないグレインフリーフード

猫は本来、正真正銘の肉食動物。小動物や鳥を捕まえて生のまま食べるのが自然です。
動物を丸ごと食べることで、猫はたんぱく質やビタミン、ミネラル、酵素など必要な栄養分をしっかり取り込んできたのです。
しかしながら、質の悪いフードにはとうもろこしなどが主原料として使われているものも多く、猫にとっては消化不良や体調不良に繋がっていました。
【ウェルネスコア】にはとうもろこし、米、小麦などの穀物類は一切使われていません。
猫が野性の時代に食べていた食べ物に近いフードを目指して作られているのです。

比較的どこでも変える

【ウェルネスコア】は市中のペットショップやAmazon、楽天などで簡単に購入することができます。
最近よくあるプレミアムフードは、メーカー直販のみの場合も多く、ちょっと不便なことも。
比較的どこででも購入できる点は【ウェルネスコア】のメリットと言えるでしょう。

【ウェルネスコア】を与える際の注意点は?

腎臓疾患のある猫は要注意

【ウェルネスコア】は高たんぱくフードです。
特に「オリジナル」はたんぱく量が45%以上で、プレミアムフードの中でも、かなりたんぱく質割合が高いと言えるしょう。
たんぱく質は猫にとって不可欠な栄養素ですが、腎臓病の猫の場合は要注意です。
腎臓病の猫はたんぱく量を制限される場合があるからです。高齢になった猫は多かれ少なかれ、腎臓の機能が衰えています。
もし、あなたの愛猫に腎臓疾患があったり、高齢だったりする場合は、【ウェルネスコア】のたんぱく量が適切かどうか獣医さんに相談してみた方が良いでしょう。

ほかのフードから切り替えは、ゆっくり&少しずつが基本

【ウェルネスコア】に限らず、フードを変える時には少しずつ慣らしていくのがおススメ。
一気に全部取り替ええてしまうと猫が下痢をすることがあるからです。
特に安いフードからプレミアムフードに切り替える時には注意が必要です。
切り替える際は、まず前のフードに10%程度混ぜるところからスタート。
1週間~2週間ぐらいかけて徐々に切り替えると良いでしょう。

購入する際は1ヶ月程度で食べきれる量に

酸化防止に天然素材を使っている【ウェルネスコア】は開封後1ヶ月程度で食べきるのが原則です。
2017年10月から従来の400gに加えて待望の大型パッケージ(800g)が発売されるようになりましたが、大型パッケージにするかどうかは猫の食べる量を考慮する必要があります。
4~5kg以上の猫に【ウェルネスコア】だけ与えるなら800gパッケージは1ヶ月程度で食べきることができるでしょう。
しかしながら、子猫の場合や小食の猫、他のフードと組み合わせて猫に食べさせる場合などは要注意。
1ヶ月程度で食べきれないようなら400gをこまめに購入する方が良いでしょう。
特に暑い季節や湿気の多い季節はフードの鮮度に注意しましょう。

買いやすさも考えると【ウェルネスコア】はおススメフード

【ウェルネス】のペットフードの中でも、原材料にこだわった【ウェルネスコア】は人気のあるフード。
近所のペットショップでも変える手軽さと、プレミアムフードとしては比較的リーズナブルな価格も飼い主さんの指示を集める理由のようです。
プレミアムフードの中でも数少ない子猫用があるのも嬉しいですね。
猫のフードはこだわり始めるとゴールがありません。
価格や原材料などトータルで考えたら、【ウェルネスコア】は悪くない選択なのではないでしょうか。
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