愛猫の健康を思う心から生まれたキャットフード【ハロー キャット】

2009年6月、日本でもやっと、ペットフードの安全に関する法律ができ、ペットフードに製造業者や賞味期限、原材料、原産国などを表示することが義務付けられました。
逆に言うと、それまではペットフードがどのように作られ、何が入っているか正しく知る方法はなかったのです。
実はヨーロッパや北米には日本より厳しいペットフードのルールがありますが、それでも過去に内容物についてのトラブルが何度かありました。
愛する猫のためのフードはやはりしっかり調べて安心できる商品を選びたいものですね。
そこで、「ペット生活」ではプレミアムキャットフードについて調べ、レポートしています。
今回はプレミアムフードの中から「ハロー キャット」についてご紹介します。

【ハロー キャット】って、どんなキャットフードなの?

【ハロー キャット】は1986年にアンディ・ブラウンがアメリカで始めたキャットフード。
アンディの猫スポットは子猫の頃には元気でしたが、成長するに従って皮膚や胃腸にトラブルを抱えるようになったのだのだとか。
獣医さんのもとに通い、フードをプレミアムに変えるなど試みましたが、スポットはいっこうに回復しませんでした。
猫を健康にしたいという気持ちから、アンディはペットフードの材料を研究し始め、そのうち自分でキャットフードを作り始めました。
アンディがホームメイドのフードをスポットに与え始めたところ、スポットはみるみる元気になったのだそうです。
この体験はアンディをキャットフードづくりへと導きました。
【ハロー キャット】は、ひとりの飼い主の愛猫に対する愛情から生まれたのです。
【ハロー キャット】には、「キトン」「アダルト」「アダルト カロリーオフ」「シニア7+」「シニア11+」「シニア15+」があります。
今回はその中から、成猫用の「アダルト」と「アダルト カロリーオフ」に的を絞ってご紹介します。

【ハロー キャット アダルト】にはどんな原材料が使われているの?

肉類

【ハロー キャット アダルト】のたんぱく源にはチキン正肉、チキンレバー、サーモンが使用されています。
チキン正肉は骨や皮などを取り除いた人間食用の鶏肉で、消化に良いだけでなく、ミネラルやビタミンも豊富です。
「アダルド カロリーオフ」には高品質のサーモン、ホワイトフィッシュ、チキンレバーが使われています。
サーモンは天然のみを厳選し、ホワイトフィッシュにはタラ、コダラ、メルーサなどの白身魚を使用しています。
それぞれ、チキン正肉、サーモンが原材料名のトップに来ていますので、猫の体のことを考えたフードであることが言えるでしょう。
どちらも副産物やミール肉は使用していません。

穀物

「アダルト」にはエン麦、精白麦が使用されています。
エン麦や精白麦はグルテンを含まない麦で水溶性食物繊維を豊富に含んでいます。
猫がアレルギーを起こしがちなとうもろこしや小麦は一切使用していませんが、「グレインフリーでないとダメ」という飼い主さんには向かないでしょう。
「アダルト カロリーオフ」の方はとうもろこし、小麦のほかにエン麦や精白麦も使用していないグレインフリーフードです。

添加物

合成添加物は積り積もると猫の体に悪影響を及ぼす可能性の高い物質です。
そのため、【ハロー】にはBHA、BHTのような合成保存料、タール系色素のような合成着色料は使用されていません。

野菜&果物

ビタミンやミネラル、抗酸化物質などを猫に充分に摂取させるために、ニンジン、クランベリー、ブルーベリー、リンゴ、ズッキーニ、アルファルファ、サツマイモ、じゃがいもなどを配合しています。

プロバイオティクス

プロバイオティクスは、腸には免疫をつかさどる重要な働きがあります。
その働きを充分に発揮させるためには、腸の環境を整えることが大切です。
【ハロー】では、ラクトバチルス菌、ビフィズス菌、ペディオコッカス菌など、複数の乳酸菌を配合。
腸内環境を維持すると同時に免疫力をアップさせます。

【ハロー】のキャットフードにはどんな栄養分がどのくらい含まれているの?

高たんぱく

猫はもともと肉食で炭水化物をほとんど食べませんが、炭水化物が必要ないわけではありません。
必要な炭水化物はトランスアミナーゼ、デアミナーゼといった酵素を使ってたんぱく質から精製するようにできているのです。
ところが、これらの酵素は摂取しているたんぱく質の量に関係なく、たんぱく質を炭水化物に変える性質をもっています。
このため、たんぱく質の摂取量が少なくても自動的に炭水化物を作ってしまい、体内でたんぱく質が不足しやすくなってしまうのです。
猫が犬より多くのたんぱく質を必要とする理由はここにあると言われています。
「アダルト」も「アダルト カロリーオフ」も粗たんばくの割合は33%以上です。
猫はたんぱく質から体に必要な栄養分をたんぱく源には、チキンやサーモンのほかにチキンレバーや植物性たんぱく質のエンドウ豆プロテインが使われています。

脂肪は平均値

脂肪の割合はフードによって若干異なります。「アダルト」は少し高めの17%以上。
脂肪は猫の活動のエネルギー源ですので、このくらいの脂肪割合は平均的だと言えるでしょう。
「アダルト カロリーオフ」は名前の通り、ローカロルーフードですので脂肪割合は14%以上。
肥満傾向のある猫や運動の少ない室内猫などには、こちらの方が良いでしょう。

【ハロー】キャットフードの生産国はどこ?

【ハロー】の原産国はアメリカです。
アメリカでは連邦政府と州政府の両方がそれぞれ異なるルールでペットフードを管理しています。
連邦政府は食品、医薬品、化粧品を規制する法律で、ペットフードに含まれる有害物質や表示の不備をチェックしています。
また、州政府はAAFCO(米国飼料検査官協会)が制定した法令のもと、ペットフードの安全性や品質を規制しています。
日本でもAAFCOを基準にしているフードは多いですよね。
アメリカは日本よりは厳しい法律でペットフードを管理していますが、使われている原材料や添加物の規制まではしていません。
フードが愛猫に食べさせるべき良いフードかどうかを判断するには、メーカー個々の企業姿勢を見極める必要がありそうです。

【ハローキャットフード】の魅力は?

原材料は人間が食べられるレベル

アメリカにはペットフードの原材料にヒューマンレベルを定める法規制はありません。
しかしながら【ハロー】ではキャットフードの原材料には人間が食べられるレベルを使用しています。
自分の愛猫を病気から救うために我が家のキッチンで始めたフードですので、やはり愛を感じます。

低温加工しているので栄養素が壊れていない

大手のフードの多くは高温加熱処理して大量にフードを生産しています。
しかしながら、【ハロー】では生産量も比較的、小ロット。低温加熱方式で時間をかけてフードを作っています。
このため、食材に含まれていて、熱に弱いビタミンやミネラルなどの消失が少ないのが特徴です。

高齢猫用のフードが充実

今回、ご紹介しているのは1歳以上の成猫を対象にしたアダルト用フードですが、【ハロー】には7歳以上、11歳以上、15歳以上の高齢猫のためのフードもあります。
シニア向けのフードにはグルコサミンやコンドロイチンも配合。猫の足腰にも配慮したレシピとなっています。
猫の高齢化が進む中、年を取った猫への配慮がある点は嬉しいポイント。
海外のキャットフードにはシニア向けフードがないブランドもありますが、年齢別フードに慣れた日本の飼い主さんにとっては安心感があります。

食べやすさを重視した粒のカタチ

【ハロー】では猫の食べやすさにも配慮しています。
「アダルト」では小さな粒に、「アダルト カロリーオフ」では噛みやすいドーナツ状の粒になっています。
粒の大きさやカタチは猫の好みによりますので、【ハロー】の粒がベストだとは言い切れません。
ただ、猫の食べやすさに配慮している点は評価できると言って良いでしょう。

【ハローキャットフード】を与える際の注意点は?

【ハロー】のキャットフードに限りませんが、キャットフードを切り替える際には、一度に100%切り替えない方が良いこともあります。
それまで慣れていたフードから、まったく新しいフードにすると、うまく消化できずお腹を壊すことがあるからです。
他のフードから【ハロー】に切り替える場合、最初は従来のフードに10%程度混ぜるところからスタートしましょう。
猫の体調にもよりますが、1週間~2週間程度かけて徐々に慣らしてくのがおススメです。

「アダルト」用だけでなく、シニア用もオススメの【ハロー】

【ハロー】の「アダルト」は100%グレインフリーではないため、それだけで敬遠する飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
そんな方でも「アダルト カロリーオフ」はグレインフリーですし、食欲旺盛で食べ過ぎてしまう猫や運動量の少ない猫など体重管理の必要な猫にとっては安心できるフードと言えるでしょう。
猫の食や健康についての知識が広まってきたのは、ここ最近10年程度です。猫を愛すればこそ、猫について学んで、フードもしっかり選ぶことが必要です。
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