猫の病気

猫のチェリーアイ~原因・症状と対策

チェリーアイは、第三眼瞼腺という涙を分泌する腺が、何らかの原因で目頭にある第三眼瞼(瞬膜)の端から外に飛び出してしまう病気です。「第三眼瞼腺脱出」という病名ですが、飛び出た部分が赤く腫れてさくらんぼのように見えることから…

猫の心内膜炎~原因・症状と対策

猫の心内膜炎は、何らかの原因で細菌が血液に侵入した結果、心臓の中にいぼ状のものができる病気です。猫では稀な病気ですが、いぼによって血流が障害され、全身がダメージを受けます。特に先天性の心臓疾患を持っている猫は発症の可能性…

魚中心の食生活はNG!皮下脂肪が変性する猫の黄色脂肪症の症状・原因・治療法について

「猫の好きなものは魚」と考えている人は少なくないと思います。実際、猫は魚を好んで食べますが、好きだからといって魚ばかり猫に与えていると、「黄色脂肪症」という病気になってしまうかもしれません。 黄色脂肪症は魚に含まれる不飽…

猫の虫歯〜原因・症状と対策

猫の歯の病気で虫歯はとても少ないものですが、歯周病はとても多く、年齢を重ねるにつれてとてもかかりやすいものです。猫の歯は、予想以上に歯垢がたまりやすく、口の中の細菌もいっぱいです。歯茎や歯肉の炎症が進むと、食欲低下や他の…

猫の不正咬合~原因・症状と対策

何かしらペットを飼ったことのある人、特にハムスターやウサギのようなペットを飼ったことのある人は一度は聞いたことがあるかもしれないのが不正咬合です。不正咬合は簡単に言えば歯の噛み合わせが悪い状態のことで、実は猫でも起こる病…

猫の動脈管開存症〜原因・症状と対策

動脈管開存症は、どちらかというと犬で多く見られ、猫では少ないものです。しかし、先天性である為、症状が子猫のうちに出ることもあれば、年齢がいった時に心雑音で気づくという場合もあります。心臓と肺に関わる病気である為、命への危…

猫の血小板減少症~原因・症状と対策

血小板減少症は、血小板が激減して血が止まりにくくなる病気。血小板は骨髄で造られ、出血した箇所があると集合して止血を行う役割があります。血小板が少なくなると、ちょっとした衝撃でも内出血が起き、青タンのようなものがたくさん体…

猫の回虫症〜原因・症状と対策

猫の回虫症は回虫と呼ばれる糸状の寄生虫が体内に侵入することによって発症します。とはいえ回虫が猫の体内に侵入しても症状が表れないことが多いです。けれども幼少期の猫の体内に多数の回虫が侵入してしまうと深刻な症状を引き起こすこ…

猫クラミジア感染症〜原因・症状と対策

猫はクラミジアという細菌に感染すると猫クラミジア感染症を引き起こします。その症状は多岐に渡っていますが、比較的発見しやすいのでしっかりと飼い猫を観察していれば問題なく発見できることがほとんどです。クラミジアは人にも感染す…

猫のマイナーな寄生虫〜原因・症状と対策

猫の便からゴマ粒のようなものが出てきてびっくりしてしまったという飼い主さんがいます。この猫には、ノミが中間宿主になる瓜実条虫が寄生しているということがわかり、薬の投与とノミ対策が必要になってきます。ノミの減少と共に減った…

猫の再生不良性貧血~原因・症状と対策

猫の再生不良性貧血という病気を聞いたことがありますか。貧血ならわかるけど再生不良性というのがいまいちだと思う人がほとんどかもしれません。通常貧血は血液中の赤血球のバランスが悪くなった状態でヘモグロビンの濃度が低くなった場…

猫のドライアイ〜原因・症状と対策

猫もドライアイになるものですが、その原因は人間と異なり、涙の量が根本的に減少したりなんらかの異常で全く出なくなってしまうことから起こります。そのため原因にあった治療が必要となり、その分、早期発見が大切になるのです。猫の目…

猫の日和見感染症〜原因・症状と対策

日和見感染症という言葉に馴染みのある方は少ないのではないでしょうか。猫の日和見感染症とは、体の免疫力が低下しているときに、免疫力が通常の状態のときには発症しなかった感染症が発症することを指します。猫の身体には細菌やウイル…

放し飼いの猫に多い化膿性関節炎の原因、治療方法

放し飼いの猫は外でケンカをしたり事故に巻き込まれたりする可能性があります。室内飼いの猫に比べて傷を受ける機会が多いため、傷から菌に汚染されることが原因でさまざまな病気になりがちです。今回紹介する化膿性関節炎もそのひとつ。…

猫白血病ウィルス感染症〜原因・症状と対策

猫特有の危険な病気として知られている猫白血病ウィルス感染症は、猫白血病ウィルスが原因となる、猫にだけ感染してしまう病気です。この病気は猫特有の病気としても知られているように、人間や犬などの動物に感染することはなく、猫にの…